コーヒー1杯が障害者の夢と希望に
投稿日d 2012-11-13 ヒット数 446
コンテンツ
コーヒー1杯が障害者の夢と希望に
(2012.11.01)
○ 障害者バリスタのコーヒー専門店が安山市にオープン
○ 京畿道-韓国馬事会共同推進「障害者の夢を掴んで(Job Go)」事業結実
○ バリスタ教育を終了した障害者9名が就職の夢果たす
○ 2014年までに15ヶ所を開設、障害者100人以上の雇用創出を計画
世界で最も美しいコーヒー専門店が京畿道の安山市(アンサンシ)にオープンした。
京畿道(道知事:金文洙(キム・ムンス))と韓国馬事会は1日、安山市生涯学習館1階に障害者バリスタを雇用する社会企業型のコーヒー専門店「ナヌン(私は)カフェ」1号店をオープンさせた。
今年3月に協約を結び、道と馬事会が共同で推進してきた障害者の雇用創出事業「障害者の夢を掴んで(Job Go)」プログラムがようやく結実を結んだ。
このプログラムは障害者の障害等級により特化された職業教育訓練を通して就職へと繋げていく事業で、京畿道は障害者の選定、場所選定など各種行政的支援を、韓国馬事会は障害者の教育および財政的支援を行なっている。
「ナヌンカフェ」 1号店には今年3月から非障害者の何倍もの努力によりバリスタ教育を終えた9人の障害者が就職し、夢と希望が込められたコーヒーを販売するようになる。
「ナヌンカフェ」1号店は安山市が障害者のために、生涯教育館1階の店舗(48坪)を無償で貸し出し、韓国馬事会が改装費用を負担するなど、多くの善意ある支援により誕生した。
この日のオープン式で金文洙京畿道知事は「ナヌンカフェ1号店のオープンは障害者の皆さまに雇用を支援するだけでなく、自信と新しい希望を与えるという大きな意味を持つ」と述べた。
さらに「非障害者の何十倍にもなる情熱と努力で、新しいことに対する迷いや恐怖に打ち勝ち、立派なバリスタになった」と激励し、「障害者の夢と希望が詰まったこのカフェのコーヒーは、世界中のどんなブランドのコーヒーよりもおいしいはず」と語った。
道と馬事会はナヌンカフェ1号店を皮切りに、2014年までに15ヶ所のコーヒー専門店をオープンし、100人以上の障害者に職場を提供していく予定だ。また、このコーヒー専門店が社会的企業として認証されるようサポートしていく方針だ。
現在、職業能力評価などを通して選抜された障害者55人が高陽(コヤン)、議政府(ウィジョンブ)、九里(クリ)、安山、始興(シフン)などの5ヶ所の地域にある教育センターでバリスタ教育を受けている。
お問い合わせ(担当部署):社会福祉担当官障害者福祉チーム/031-8030-3181
http://gnews.gg.go.kr/briefing/brief_gongbo_view.asp?BS_CODE=S017&number=16981
Prev | 京畿道内中小企業の「世界化」始まる |
---|---|
Next | 晩秋のおすすめ博物館巡り |