京畿道内中小企業の「世界化」始まる

投稿日d 2012-11-12 ヒット数 391

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京畿道内中小企業の「世界化」始まる
(2012.10.31)

京畿道-UT、31日、「京畿道-UT企業支援プログラム輸出協約式」開催

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◇ 31日に開催された「京畿道-UT企業支援プログラム輸出協約式」の様子。ⓒ Gニュースプラス イム・セジン

京畿道が31日午前10時、水原(スウォン)市にあるラマダホテル3階のGrand Ballroomで「京畿道-UT企業支援プログラム輸出協約式」を開催した。
 
この日の協約式には金文洙(キム・ムンス)京畿道知事、経済投資委員会関係者、参加企業およびパートナー企業、UT関係者ら200人余りが参加した。

京畿道-UT企業支援プログラムは2008年から1年単位で推進されてきたもので、優れた技術を保有しながらもアメリカへの進出などに難渋している道内の中小企業および予備創業者を支援対象としている。
 
この日5年目に突入した京畿道-UT企業支援プログラムは、アメリカのテキサス州立大のアメリカ内ネットワークを活用し、関連技術メーカーにより道内の中小企業技術の現地商業化の可能性を評価、事業パートナーを紹介し、アメリカ市場への進出をサポートするものだ。
 
プログラムへの参加プロセスは、支援対象業者の募集公告により参加希望企業を集めた後、書類審査で50社、2次審査のインタビューで25社へと絞っていく。さらに、技術商用化および知的財産権保護、プレゼンなどの4回に渡る国内教育を経て技術評価を行ない、最終的に15社を選抜する。
 
選抜された企業らは、アメリカ内の関連技術および市場性を分析し、アメリカのバイヤーを発掘、現地出張を通した現地バイヤーとの商談・協商後、アメリカ市場へ進出するようになる。
 

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◇ この日、協約を締結した道内の企業4社とアメリカの企業4社ⓒ Gニュースプラス

 

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◇ この日の協約式で金文洙京畿道知事が祝辞を述べている。ⓒ Gニュースプラス
 
この日の協約式はホン・ギファGSBC代表理事のあいさつに続き、金文洙京畿道知事およびロバートピーターソン(Dr. Robert A. Peterson)UT副総長による祝辞、ジョエルモンバーガー(Joel Momberger)ICスクエア研究所GCGプログラムディレクターによる経過報告、道内の4ヶ所の企業とアメリカの企業4社の輸出関連協約書の締結式などが順番に行なわれた。
 
また、5年目の当プログラムに218倍の競争率を勝ち抜いて選抜された15社に、金文洙京畿道知事が認証書を授与した。
 
特にこの日は、当プログラムに参加し「国威発揚」に貢献した2社、(株)フィイル(一年目)、(株)アハ情報通信社(3年目)が後輩中小企業およびプログラムの発展のためそれぞれ1千万ウォンずつの援助金を支援、金文洙京畿道知事はこの2社とUT関係者に対し感謝牌を贈呈した。
 
感謝牌を受けた2社の代表、ユ・テスン((株)フィイル)、ク・ギド((株)アハ情報通信)代表は「プログラムに参加し、アメリカ市場に進出することができた。援助金を支援できるほど会社が発展した」とし、「良い前例を作ることができ大変うれしく思っている。このプログラムがさらに発展していくことを願う」と語った。
 
この日、金文洙京畿道知事は「遠くからお越しいただいた関係者の皆さまに深く感謝する。現在、世界中がこの小さな国、韓国の技術と能力を認め、期待を向けている」とし「特にこれは京畿道が最も効率よく運営しているものとして評価されている。これには「UT ICスクエアプログラム」が大きな役割を果たしてくれている」と述べた。
 
また、金知事は「このプログラムを通して、韓国の企業が世界市場に堂々と進出していき、韓国製品が世界中で愛されるよう、また、韓国の企業家らが世界へと羽ばたいていけるよう、実質的な役割を果たしていくことを期待している」と述べた。
 

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◇ 5年目に選抜された15社の認証式ⓒ Gニュースプラス

京畿道-UT企業支援プログラムは2008年に始まり、1次選定で12社が8件の協約を締結した。初期契約の推進額は2150,9万ドル、実輸出額は787万ドルを記録した。
 
昨年4年目のプログラムには道内224社が参加を申し込み、15社が選抜、14件の協約締結成果を上げた。
 
この日の協約式では(株)NC LEDとUS LED、(株)バウテックとHawkins Family Partners, Inc、(株)バイオインフラとPlantcor, Inc、(株)KDTシステムズとIndoSoft、(株)ハンラボとCapitol Scientificなど、道内の企業4社とアメリカの企業4社がそれぞれ協約を締結した。
 
5年目のプログラムへの参加が決まった15社は(株)MSセルテック、(株)テドンENG、大韓フレキシブル、(株)トンヤンイファ、(株)ソウル精密、(株)セミソリューション、スピーナシステムズ株式会社、(株)エルステック、(株)オティコム、(株)イメージスステクノロジー、(株)ファンアンドフリー、(株)フォーアンドティー、フラポットコリア、(株)PLKテクノロジー、(株)ハナエンジニアリングなどだ。

一方、京畿道はアメリカテキサス州立大と来年6月まで、共同でこの15社のアメリカ市場進出を支援し、計17億5千万ウォンの予算を投入する予定だ。

道は2008年7月から2009年6月までの1次年度事業を推進した後、毎年10~15の企業を選抜し、アメリカ市場への進出を支援、過去4年間で51の中小企業が京畿道-UT企業支援プログラムに参加する中、36社が8609万ドルの輸出協約を結ぶなど、輸出実績を上げてきた。
 
この日の輸出協約式には4次年度事業に参加した11の企業が参加、参加した企業の輸出協約推定額は2064万ドルに達することと推定される。

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◇ この日、援助金を支援した2社のうちの(株)フィイルのユ・テスン代表と金文洙京畿道知事および関係者らⓒ Gニュースプラス

ⓒ Gニュースプラスニュース | イム・セジン sejeenee@kg21.net
 
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