韓国産のバラが世界化を模索
投稿日d 2012-10-24 ヒット数 412
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韓国産のバラが世界化を模索
(2012.10.10)
京畿道農業技術院 、バラ国際シンポジウム開催
◇ 「世界のバラの流通システムおよび先導保持技術」をテーマにプレゼンテーションを行なっているオランダのオライ・ローゼン社のフィリップ・ベーズ本部長。ⓒ Gニュースプラス
京畿道農業技術院(院長・林栽昱(イム・ジェウク))は10月10日、京畿道農技院で「世界化に向けた良質なバラの生産および流通技術」をテーマにバラの国際シンポジウムを開催した。
良質なバラの流通管理方法の模索を目的に開催されたこのシンポジウムには、国内外の専門家、栽培農家、流通会社、関連公務員など150人余りが参加した。
この日のシンポジウムで、オランダのオライ・ローゼン社(Olij Rozen B.V)のフィリップ・ベーズ(Philippe Veys)本部長は「世界のバラの流通システムおよび先導保持技術」をテーマにプレゼンテーションを行なった。続いて大洞(テドン)農協のパク・ジェフン輸出課長は「対日本輸出の流通システムおよび販売戦略」をテーマに発表を行なった。
フィリップ・ベーズ本部長によると、世界のバラの生産面積はヨーロッパが1400ha、南米6350ha、アフリカ4000ha、アジア3300haであるという。このうち、南米の生産量の75%はアメリカへ、アフリカの生産量の95%はヨーロッパへ、アジアの生産量の95%はアジアへ輸出されている。
◇ 会場に展示されたバラを眺める参加者らⓒ Gニュースプラス
パク・ジェフン課長は日本へのバラ輸出増大対策について述べながら、品目別の輸出方法を適用・生産し、品質の安定と選別基準を統合、流通していくことを提案した。
続いて「韓国のバラの流通先進化対策」を発表したaT花卉市場のクォン・ヨンギュ室長は「生産面では品質規格の整備や低温運送システムの拡大が、また、流通面では卸市場施設の整備および国内のバラ生産農家の規模拡大が必要だ」と述べた。さらに「消費面では少量販売方法への改善、さらには従来の販売方法に対する認識を乾式から湿式へと変えていく必要がある。また、花に対する多種多様な消費文化の促進を図っていくことも必要だ」と述べた。
道農技院の林栽昱院長は「これまで、韓国のバラ産業は国内および輸出分量確保にのみ焦点が置かれていたが、こらからは、良質な多収穫技術と先進流通システムの導入に力を入れていくべきだ」と強調した。
ⓒGニュースプラスニュース | イ・ヨンウォン glnuri@naver.com
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