伝統市場を活性化させよう「渾然一体」

投稿日d 2012-07-30 ヒット数 386

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伝統市場を活性化させよう「渾然一体」
(2012.07.17)

17日、11の部署が集まった室局会議が開かれ、実現可能な対策を論議
農産物の直売売場、市場内の図書館設立などを検討

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◇ 京畿道が伝統市場の活性化のため、各部署が共同で総合対策をとりまとめ、これを推進していくことに合意した。ⓒ Gニュースプラス

京畿道は伝統市場の活性化のため、各部署が力を合わせて対策を練るなど、総力を挙げての取り組みを進めていく方針であることを明らかにした。

京畿道は17日、全聖泰(チョン・ソンテ)経済投資室長の主宰で伝統市場の活性化対策会議を開き、大型スーパーやSSMの出現により、売上が低迷している伝統市場を活性化させるための部署別の対策案についての意見交換を行なった。

この日の会議には、経済投資室をはじめ、報道館室、企画調整室、自治行政局、文化体育観光局、消防災難本部などの11の室・局および本部が参加、部署別の所管業務に関連する伝統市場活性化対策を発表し、実現可能な課題を採択した。

部署別の主な対策案を見ると、経済投資室は伝統市場大奉仕(特価セール)、伝統市場ポータルサイトの構築、伝統市場内の名所(グルメ店、人気職人など)の指定・管理、(仮称)「景気のよい市場ベスト5」指定などを進めていくことにした。

また、報道館室は様々な媒体を通したPR対策案を、企画調整室は伝統市場の店主を対象にした法律相談サービス支援、自治行政局は職員の誕生日や環境評価に対する賞金をオンヌリ商品券で支払うことなどを提案した。

文化体育観光局は伝統市場・出場文化芸術公演を、農政局は伝統市場内の農産品の直売売場設置を、女性家族局は伝統市場内の「子供用カフェ」設置と女性店主を対象にしたリーダーシップ教育を、畜産山林局は伝統市場の原産地表示盤制作支援および関連教育支援などの対策案を提出した。

さらに、平生教育局は伝統市場内の図書館設立を、交通建設局はバスのモニターを利用した伝統市場広報など、交通分野における媒体からの広報活動を、消防本部は伝統市場の安全や危険物の点検および改善支援などを推進していくことにした。

京畿道は伝統市場の活性化のため、これまで、市場のリニューアルや特化育成(1市場ー1大学姉妹提携)事業、ユニーク市場の育成などの事業を進めてきたが、全部署が力を合わせて活性化への対策を模索したのは今回が初めて。

全聖泰経済投資室長は「これまで、伝統市場への支援に関しては、経済投資室が単独で行なってきた。今回のように全部署が一丸となって伝統市場の活性化に取り組んでいくことは、不況が続くこの時期だからこそ、一層意義深い」とし、「部署別に提案した対策案がきちんと移行されるよう、全力を尽くしていきたい」と述べた。

ⓒGニュースプラスニュース | チョン・ギョンナム chun0403@kg21.net

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