戦車、実際に触れて乗ってみよう

投稿日d 2012-07-02 ヒット数 470

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戦車、実際に触れて乗ってみよう
(2012.06.22)

「2012上半期安保・災難装備展示会」、北部庁舎運動場で開催

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◇ 21日、「安保・災難装備展示会」を訪れた少年が戦車に乗り込んでいる。ⓒ Gニュースプラス ホ・ソンリャン

道庁北部庁舎の運動場にミサイル戦車や装甲車がずらりと並んでいる。戦車の前に立つ軍人の表情も真剣そのもの。その時、戦車から覗かせた8才になる男の子の顔。初めて乗る戦車の中で恥ずかしそうにしながらも楽しそうな表情を浮かべる。ヘリコプターにも乗るんだと戦車から下りた男の子は軍人の前でかしこまって挙手の敬礼をし、周囲を笑わせる。

京畿道が企画した「2012年上半期安保・災難装備展示会」が20日開幕した。参加者らが実際に最新型の戦闘装備に触れたり、乗ってみたりできる他、気象キャスター体験、無線機体験、水消化器体験などの多彩な体験イベントが企画された。また、軍人として服務中のタレントのキム・へソンと歌手のユナクのサイン会も行なわれた。

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◇ 展示会で子供たちが戦車を見ながら笑顔を見せている。ⓒ Gニュースプラス ホ・ソンリャン

展示会で一番人気だったのは、やはり実際に乗ることができるヘリコプターや装甲車類。初めて見る巨大な物体に乗ってみたいとねだる子供たちで周辺は常にごった返していた。家族連れの参加者らは順番にヘリコプターに乗り、写真撮影をしながら楽しいひとときを過ごした。

2人の孫と一緒に展示会場を訪れたイ・サンジュン(議政府新谷洞)さんは「マンションの掲示板に貼ってあったチラシを見て、孫にいろいろ見せてやりたくてやって来た」とし、「子供がまだ幼いので戦争や護国が何かはよく分からないだろうが、このように見て触れてみること自体が意味のあることだと思う」と語った。

初等学校1年生の息子を連れてきたイ・ソンミン(議政府2洞)さんも「展示会場まで来る途中、韓国戦争や韓国の歴史について話してみた」とし、「いつかは軍隊に入らなければならない男の子なので、このような体験教育はとても必要なこと」と満足そうに話した。

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◇ 3軍司令部で準備した特効武術試演。ⓒ Gニュースプラス ホ・ソンリャン

この他にも展示会場では安保をテーマにした絵描き大会が開かれ、幼稚園生や初等学生ら300人が参加した。3軍司令部特効武術試演や米8軍の軍楽隊公演、儀仗隊による演技などが行なわれ、参加者から大きな拍手が沸き上がった。

また、汶山(ムンサン)気象台の協力で気象キャスターの体験イベントが開かれ、スタジオ撮影シーンを無料でCDにしてくれるなど、参加者の参加が相次いだ。さらに韓国軍有害発掘物品、浸透装備、北朝鮮の人権保護写真会、6·25戦争写真会など、安保・災難に関する写真会が行なわれ、戦争を実際に経験した高齢者から関心が集まった。

運動場で最新の戦闘装備を見物していたムン・ドンリム(議政府2洞)さんは「新式の装備を見ていると、私が軍隊にいたころの装備がまるでおもちゃみたいだ。隔世の感がある」と笑いながら感想を述べた。

道の関係者は「護国の月を迎え、戦闘装備に実際に触れ、体験できるイベントを催すことで、安保に対する認識を高めていこうという趣旨で企画された」とし、「1万人以上が訪れるなど、大きな関心が寄せられただけに、今後も安保関連の行事を続けていく予定だ」と述べた。

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◇ 21日、展示会を訪れた金文洙(キム・ムンス)道知事、権泰午(クォン・テオ)首都軍団長、チャン・グァンヒョン51師団長などの関係者らが参加者と一緒にヘリコプターの前で記念撮影をしている。ⓒ Gニュースプラス ホ・ソンリャン
 
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