巨大FTA市場への力強い足運び

投稿日d 2012-06-22 ヒット数 347

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巨大FTA市場への力強い足運び
(2012.06.12)

京畿道、Gトレード輸出相談会開催・・・道内の中小企業5400万ドルの相談成果達成

 

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◇ 京畿道は12日、「2012 G-TRADE FTA輸出相談会」を開催した。ⓒ Gニュースプラス

巨大FTA市場を開拓するための京畿道中小企業らの試みが順調に進んでいる。

京畿道と京畿中小企業支援センターは12日、高陽(コヤン)KINTEX第2展示会場で「2012 G-TRADE FTA輸出相談会」を開催、その結果5400万ドル規模(暫定)の輸出実績を納めたと発表した。

この日の相談会ではアメリカ、ヨーロッパなどの先進経済圏をはじめ、ASEAMやインドなどの振興経済圏の50ヶ国から来たバイヤーと道内の優秀輸出中小企業230社が1対1での商談を行なった。

IT、電子、自動車、機会部品など、京畿道の主力産業が主に取り扱われ、道内の企業らは生活用品、繊維、食品類、医療などを求めるバイヤーらを集中的に誘致した。

特に、今回の相談会では世界でも有数の自動車メーカーGM・フォードとインドを代表する自動車メーカーのマヒンドラなど、大手メーカーらが参加し、大量注文などが成立、道内の中小企業の相談成果に大きく貢献した。

また、アメリカやEUなどの遠距離バイヤーのため、13日から始まったGTT(国際輸送機械部品産業展示会)やGBF(グローバルバイオメディカルフォーラム)と連携したビジネス活動も積極的に進められた。

さらに、京畿国楽道立団による国楽フュージョン公演などを披露、各国のバイヤーらに大韓民国の伝統や文化をアピールし、中小企業の商品に対する好感度アップに努めた。

輸出相談会を訪れた某大手メーカーのバイヤーは「中国メーカーに比べて価格面での競争力は多少劣るものの、品質面では断然韓国メーカーの方が優秀だ」とし、道内の中小メーカーの商品を称賛した後、「韓・米FTA発効による関税引き下げでアメリカ市場では韓国の自動車に対する関心が徐々に高まりを見せている」と述べた。

今回の相談会に参加したY社は「FTA発効後、輸出注文が30%以上増え、自動車部品メーカーの場合、FTAが絶好の機会として作用している」とし、「韓・EU間のFTA発効後、ヨーロッパからの問い合わせが増えた。今回の相談会でFTAを締結した各国のバイヤーに会うことができ、費用や時間が非常に節約できた」と感想を述べた。

ソン・ユミョン京畿道交流通商課長は「輸出に有利な品目を対象に巨大FTA発効国家に向けての海外販路開拓を強化し、FTAを活用したマーケティングを積極的に推進、輸出拡大に力を入れていきたい」と述べた。

一方、京畿道は韓・米、韓・EU間のFTA締結の早期成果を納めるため、世界でも有数の専門展示会への参加や海外企画の認証取得支援など、多方面に渡る海外マーケティングサポート政策を推進していく方針だ。

 

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◇ 輸出相談会では海外のバイヤーと中小企業間で1対1の個別商談が行なわれた。ⓒ Gニュースプラス

ⓒGニュースプラスニュース | チョン・ギョンナム chun0403@kg21.net 

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