国際会議誘致に奮闘する京畿道
(2012.03.12)

今年、世界名車モーターショーなど、6つの大規模国際会議を誘致

◇ 京畿観光公社は今年6月に開かれるアジア不織布協会(ANEX)会議と世界不織布産業代表者会議など、不織布関連の2つの会議をはじめ、7月世界名車モーターショー、5月ハーバライフ社と10月ユニシティー社の企業会議、8月大韓消化器内視鏡学会会議などを一山キンテックスに誘致した。昨年9月のハーバライフ企業会議に参加した人々の様子　ⓒ Gニュースプラス

京畿道と京畿観光公社は、今年6つの大規模国際会議を一山(イルサン)キンテックスに誘致することに成功した。

京畿観光公社は今年6月に開かれるアジア不織布協会(ANEX)会議と世界不織布産業代表者会議など、不織布関連の2つの会議をはじめ、7月世界名車モーターショー、5月ハーバライフ社と10月ユニシティー社の企業会議、8月大韓消化器内視鏡学会会議などを誘致したと12日明らかにした。

アジア不織布協会会議には70ヶ国から600名が、世界不織布産業代表者会議には30ヶ国から220名がそれぞれ参加し、世界名車モーターショーには25万人以上の参加者がキンテックスを訪れるものと予想される。

2009年、昨年に続き、今年で3回目となる多国籍健康食品会社ハーバライフ(Herbalife)の企業会議には外国人3千名などを合わせた1万2千名が参加、同じく多国籍健康食品会社のユニシティーインターナショナル(Unicity International)社の会議には外国人2千名を含む5千名が参加する予定だ。

京畿観光公社の京畿コンベンションビューロー関係者は「来年3月、世界80ヶ国から2,200名が参加する世界大学生模擬国連会議の誘致に向けてキンテックスマーケティングチームと一緒に積極的な誘致活動を展開している」とし、「多様なコンベンションやイベントを京畿道に誘致するため、努力している」と述べた。

昨年9月、高陽(コヤン)市キンテックス(KINTEX)第2展示場の完成に伴い、コエックス(COEX)の3倍の大きさである韓国最大規模の展示･コンベンション施設を完備するようになったことにつれ、道はMICE産業誘致に力を入れてきた。

このように、キンテックスは従来の展示会施設から、大規模国際会議やイベントを開催する総合コンベンションセンターへと大きな飛躍を遂げている。京畿道とキンテックスは、今後さらに超大型国際会議の誘致を狙った取り組みを強化していく方針だ。

企業会議(Meeting)、インセンティブツアー(Incentive Tour)、国際会議(Convention)、展示会(Exhibition)を意味するMICE産業は21世紀型の高付加価値産業として、地域経済の活性化、雇用創出、地域ブランドの発展向上などの効果があるとされている。

一方、政府はMICE産業を17大国家新成長動力産業に指定しており、これに合わせて京畿道は、MICE産業の育成のため、昨年7月、専門担当部署の京畿コンベンションビューローを京畿観光公社内に新設した。今年1月には、京畿道MICE産業育成条令を制定し、政策支援部署として「京畿道MICE育成協議会」を設置するなど、多方面からの取り組みに力を入れている。

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