冬から春にかけて行く農村体験旅行
投稿日d 2012-02-27 ヒット数 403
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(2012.02.13)
コロセ村、オンダルセムコッヌルム村、上虎里村
各種体験プログラムやみどころ、グルメが充実
まだまだ寒い冬が続くが、春の香りをいち早く感じられる場所がある。ここでは家族と一緒に出かけられる130ヶ所にわたる京畿道農村体験村のうちの3ヶ所をご紹介しよう。
コロセ樹液を飲んだことはありますか?-南楊州コロセ村
「コロセ(イタヤカエデ)村」は南楊州市北部にある鋳錦山(チュグムサン)、霜山(ソリサン)、天摩山(チョンマサン)に囲まれた村で、澄んだ空気と山の大自然が魅力的な、首都圏でも特に自然のきれいな地域として指折り数えられている。
村の農産物として、イタヤカエデ樹液、ムコナ、しいたけ、ツルニンジン、タラノキなどが季節に合わせて生産されている他、休養施設や便宜施設なども完備されている。
中でも村の主要プログラムのイタヤカエデ摘みが毎年2月から3月にかけて行われ、団体客から人気を呼んでいる。家族や友達同士でも参加可能で、楽しく農村体験をしながら、健康に良い樹液を飲み、実際に山菜を摘むことで自然学習までできるのが人気の理由だ。
この他にも、この村には、モンゴルの遊牧民族の伝統衣装や馬鞍、装飾品、生活用品、楽器類など150点が展示された「モンゴル文化村」や31種類の野花が植えられた「野花植物園」、渓谷の入り口に設けられたキャンプ場、キャンプ場の前を流れる緩やかな渓流「秘琴渓谷(ピグム・ゲゴク)」など、様々な見どころや遊び場が充実している。
深い山奥の小さな泉‐楊平オンダルセムコッヌルム村
南楊州(ナミャンジュ)・花田里(ファジョンリ)にある「オンダルセムコッヌルム村」は、オンダルセム(小さな泉)から湧き出るきれいに澄んだ水で農業を営む伝統的な農村で、花田という地名からも分かるように、野生の花が辺り一面に咲き乱れている。
村の象徴である「押花記念品」は、花や葉、青草などを入れて、軽く叩くと、繊細に広がった葉脈が美しい模様を描き、きれいな色に乾燥した花は、装飾品や携帯ストラップなどにして記念に持ち帰ることができる。押花でオリジナルのレター用紙を作って、両親や友達、恋人に送ってみるのもいいだろう。
「然生態博物館」は、生態系の標本や植物が展示されており、生態系を一度に観察できるほか、映像などで植物を観覧することもできる。自然学習体験広場では、韓国で絶滅の危機に瀕している野生の花が約200種類ほど展示されたり植えられており、子供たちにとっての自然の教育の場として活用されている。
この他にも「京畿道淡水魚生態学習場」や「龍門寺(ヨンムンサ)」などの観光地や、「山菜摘み体験」や「氷ソリ体験」などの体験プログラムが充実している。
驪州米餅づくり-驪州上虎里村
「上虎里(サンホリ)村」は美しい眺めではない、奇妙な怪岩が壮観な景色を演出する村だ。しかし、鬱蒼とした山の麓にすっぽりはまったような村の立地は、外部との接触があまりなく、静かな原始林から流れ出る澄んだ空気が、江原道(カンウォンド)の深山幽谷を思わせ、気分を爽快にさせてくれる。
村の主要イベントには、実際に餅をついてみる「餅づくり」やチェギ(羽子の一種)や凧を作って遊ぶ「伝統遊び」、花や葉を摘んで手で揉み、布に色をつける「天然染め」などの体験プログラムが設けられている。
周辺の観光地には、ソウルから近くアクセスに便利なため、誰でも気軽に訪れることのできる都市近郊の「ヘヨリム植物園」や史跡第195号の「世宗大王陵(セジョンデワンヌン)」、7点の宝物と1点の有形文化財が保管されている「神勒寺(シンルクサ)」、「明成皇后生家(ミョンソンファンフ・センガ)」などがある。
農村体験村についての詳しい情報は京畿道農村体験観光サイト(kgtour.kr)を参照しよう。村の特徴や体験プログラムなどの詳しい内容を確認することができる。
ⓒGニュースプラスニュース | ソン・ラックン
kuni1202@naver.comhttp://gnews.gg.go.kr/news/news_detail.asp?number=201202131654137055C049&s_code=C049
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