図書館天国、京畿道情報格差なくす
投稿日d 2012-01-31 ヒット数 348
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図書館天国、京畿道情報格差なくす
(2012.01.16)
多文化、兵舎など、ニーズに合った図書館サービスに12億支援
京畿道代表図書館設立・・・図書館政策総括・支援業務担当
全国最大の図書館インフラを持つ京畿道が坡州市(パジュシ)に代表図書館を設立し、道民を対象にした図書館サービスの拡大に踏み出した。道は、多文化、兵舎、農漁村など、情報が不足がちな地域や人を対象にしたサービスも充足していく方針だ。
17日、代表図書館に選ばれた坡州・交河(キョハ)図書館は、2014年、坡州出版団地内の文化施設敷地に新しく図書館が建設される時まで、道の図書館政策の総括、支援業務を担当することとなった。代表図書館の特化資料館設置、運営、全国図書館大会の誘致支援、運営費などに5億ウォンの予算がつぎ込まれる予定だ。
坡州交河図書館は、坡州出版都市に隣接、図書館と出版のシナジー効果を高めるだけでなく、臨津閣(イムジンガク)やDMZ、ヘイリ村、英語村などとの連携で特化されたサービスを提供、京畿北部地域の情報格差解消に大きく貢献することが期待されている。
主要事業▲図書館インフラ拡充および運営支援などの図書館政策樹立 ▲情報が不足がちな地域や人を対象にした読書福祉支援 ▲人生周期別読書プログラム開発 ▲モバイル図書館の拡大およびデジタルコンテンツの普及 ▲道関連の文献収集および保存業務遂行
特に、韓国のノーベル文化賞受賞を祈願し、337㎡の大きさの「ノーベル文学展示館」を常設運営する予定にあり、早くも注目を浴びている。「ノーベル文学展示館」にはノーベル文学賞受賞作家108人の本や写真、直筆手紙や美術作品などの遺品が展示されるほか、道民たちがノーベル文化展示品を気軽に観覧できるよう、自治体図書館や学校、駅などを巡回する「動くノーベル文化展示館」も同時運営される予定だ。
また、ノーベル文学賞関連のプログラム「私はノーベル文学賞受賞作家」、創作文学・読書感想文コンテスト、国内の作家を招待したノーベル文学賞受賞祈願プログラムなども実施される。
これに合わせて、代表図書館設立記念「2012全国図書館大会」が10月17日から19日まで、全国の図書館関係者と学生らが参加する中、高陽(コヤン)キンテクッスで開催される予定だ。
◇ 南楊州市坪内図書館の多文化資料室で、多文化家庭の住民らが本を手に記念撮影をしている。ⓒ Gニュースプラス
公共図書館の利用が困難な人たちへの図書館サービスの支援も拡大される。現在、京畿道には全部で175ヶ所の公共図書館があり、昨年、国費2億4千万ウォンと道費5億ウォンが支援され、農漁村、住民センター、市庁・庁舎などに19ヶ所の小さな図書館が設立された。
京畿道は、今年、兵舎、多文化、農漁村など、情報が不足がちな地域や人たちを対象にした図書館サービスの拡大を図り、12億2千万ウォンの予算を投入する計画にある。
昨年までに建設が終了している兵営図書館18ヶ所の運営、軍人が参加する読書プログラム「著者と疎通する」「読書馬車」などの実施が進められるほか、京畿道サイバー多文化図書館の設立を通じて、多文化知識情報サービスを拡大、▲多文化電子本の拡充▲子供用コンテンツの制作・普及▲多文化家庭「平和ヌリ読書列車」など、体験プログラムの運営▲多文化資料室の設置および多文化家庭の読書環境改善事業が推進される。
また、情報が不足がちな地域や人を対象にした小さな図書館を新しく16ヶ所設立、公立図書館から私立図書館まで支援を拡大し、小さな図書館270ヶ所に関する運営費を支援していく計画だ。
この他、多文化家庭や軍人、農漁村の住民らを対象に、365日お好み図書サービスを実施、読書環境の改善と読書文化の活性化、寄付満足度向上を促進させる「幸せの本」チャリティ運動を今年2月まで推進していく。
幸せの図書館財団が推進する「幸せの本」チャリティ運動は、住民らの図書寄贈により収集された図書を低所得層などに配布する事業で、供給者が一方的に図書を配る従来の図書寄贈方式ではなく、ホームページとSNSオンライン情報を利用した、対象者のニーズに合った供給方式が導入される。
収集された約7万冊の図書は、道内の軍部隊(20ヶ所)、地域児童センター(20ヶ所)、小さな図書館(10ヶ所)、老人センター(20ヶ所)、在米韓国学校(10ヶ所)、中国延邊(ヨンビョン)韓国学校(10ヶ所)など、約70の団体(1団体当たり約1万冊)に配布される予定だ。
◇ 京畿道は、今年、農漁村、低所得層密集地域など、情報が不足がちな地域に16ヶ所の小さな図書館を設立する計画だ。ⓒGニュースプラス ホ・ソンリャン
さらに道は、公共図書館の中でも優秀な図書館や職員を発掘し褒賞を与える「京畿道公共図書館評価大会」やお年よりが一定期間読書指導を受けた後、市町村にある小さな図書館や地域児童センター、老人センターなどを訪問し、読書指導活動を行う「京畿ウンピッ(銀色)読書サービス(前京畿お年より読書サポーター)」事業も継続推進していく。
「京畿ウンピッ読書サービス」事業は、昨年559人(初級275人、中級284人)が市町村にある公共図書館30ヶ所で3ヶ月間教育を受け、読書指導活動を行ったもので、お年よりの社会的雇用創出と地域の読書文化活性化に貢献したと高く評価された。
この他、道は、各自治体図書館が推進する読書プログラムの企画・広報、オンラインコミュニティ構築、読書イベント支援など、住民がより本を身近に感じることの出きる読書文化拡散のため、様々な事業を推進していく方針だ。
ⓒGニュースプラスニュース | イム・ジョンソン isim123@hanmail.net
http://gnews.gg.go.kr/news/news_detail.asp?number=201201161558353274C048&s_code=C048
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