南怡島、もう一つの「冬のソナタ」に染まる

投稿日d 2012-01-17 ヒット数 366

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南怡島、もう一つの「冬のソナタ」に染まる
(2011.12.21)

 

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◇ 太陽の日が差し込む落ち葉の上を一組の恋人がささやき合いながら歩いている/写真提供·(株)南怡島

京畿道北部地域の代表的な観光名所である南怡島(ナミソム)が、ロマンチックな冬の思い出の場所として再び脚光を浴びるようになった。

2001年1月、ドラマ<冬のソナタ>の初放映以後、韓流ブームの火付け役となった南怡島は、現在も変わりなく、多くの観光客でにぎわいを見せている。

 

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◇ 「冬のソナタ」の主人公ぺ・ヨンジュンとチェ・ジウの銅像が実物の大きさで立っている。(左)中国人観光客が自転車に乗って南怡島を回っている。(右)/写真提供·(株)南怡島

「出入国管理事務所」(船着場チケット売場)で「ビザ」(入場券)を購入した後、南怡島へ向かう船に乗ると、「ナミナラ共和国にようこそ」という案内放送が流れ、続いて中国語、日本語などで南怡島の紹介が始まる。

中国人観光客がダントツに多く、日本人観光客もちらほら見える。

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◇ 定員250人のアイルレナ号が太極旗を掲げて、観光客を乗せ、南怡島に入ってきている。/ 写真提供·(株)南怡島

11月22日、大成功に終わった「2011京畿世界陶磁ビエンナーレ」の総指揮を努めた康禹鉉(カン・ウヒョン)韓国陶磁財団理事長が、10年前、空き瓶などのゴミが随所に捨てられ、ゴミの山と化していた南怡島を世界的な生態文化観光地として再生させた。

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◇ 焼酎の空き瓶や廃ガラスを使ったガラスの装飾品が橋を飾っている。南怡島はゴミの山を美しい芸術品に昇華させたリサイクルアートとしても名高い。/写真提供・(株)南怡島

 

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◇「ナミナラ共和国」の第一関門であるナミ船着場に下りると、目の前に高柱大門(門の屋根だけ高く作られている門)が現れる。(左) 昨年開通された南怡島に入るもう一つの道。加平郡の船着場に設置されたジップワイヤー(Zip-Wire) 80mの高さから見た南怡島。(右)/写真提供・(株)南怡島

京畿道と江原道は、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックへの支援をはじめ、観光商品の共同開発、社会的間接資本(SOC)の改善など、多くの事業で協力関係を築いている。

京畿道が誇るキャンピング場所、加平郡チャラ島と江原道春川(チュンチョン)市の南怡島は、ワイヤーで繋いだ椅子に乗って行き来する「空の道」ジップワイヤー(Zip-wire)で、一年前から往来が可能となった。

江原道に属してはいるものの、京畿道の空と海の道を通じて行き来できる世界的な観光地、南怡島。まさに、京畿道と江原道が推進する相互協力の象徴とも言えるだろう。

 

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◇ 歌博物館の地下にあるリュ・ホンジン世界民族楽器展示館。観光客に一休みする場所と文化体験の場を提供している。(左) 伝統的な竈と釜の前で凍った手を温めながら微笑む中国人観光客。(右)/写真提供・(株)南怡島

情報提供:京畿道政策情報紙 G-Life

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