京畿・大邱繊維産業輸出で手を結ぶ
投稿日d 2011-10-25 ヒット数 557
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京畿・大邱繊維産業輸出で手を結ぶ
(2011.10.13)
13日、大邱で業務協約締結・・・大邱陸上選手権開催以後2番目
海外マーケティング支援、市場情報共有、スポーツ衣類開発などに協力
◇13日午前、大邱エキスポファッションデザイン開発支援センターで開かれた「京畿道–大邱広域市繊維産業分野同伴成長のための関係機関業務協約締結式」でチョ・チャンソプ韓国繊維素材研究所理事長、金文洙京畿道知事、金範鎰大邱市長、イ・シヨン韓国ファッション産業研究院理事長(左から)がスポーツ用先端繊維製品の共同開発のための協約書に署名した後笑顔を見せている。ⓒ Gニュースプラス
京畿道が国内の繊維産業のメッカ大邱(テグ)広域市と繊維産業発展に向けた協力関係づくりに乗り出した。
京畿道と大邱市は13日午前、大邱広域市ファッションデザイン開発支援センター1階の会議室で海外マーケティング支援と市場情報の共有、スポーツ衣類の共同開発などにおいて協力しあうことを主な内容とする業務協約を提携した。
この日の協約式には金文洙(キム・ムンス)京畿道知事や金範鎰(キム・ボミル)大邱広域市長のほか、韓国繊維素材研究所、韓国繊維マーケティングセンターなど、繊維産業の関連機関関係者ら約30人が参加した。
金文洙知事はあいさつの辞で「アメリカの上下院で韓米FTA法案が可決された。これを機に関税率が下がり、中国以上に韓国の繊維が市場競争力を持つようになる。今がチャンスだ。大韓民国の繊維関連業界および行政などが力を合わせ、世界最高を目指ざしていきたい」とし、「その第一歩は大邱と京畿道が行い、続いて、ソウルや慶尚北道など全国各地の繊維関連業者が力を合わせ世界的に向けて突き進んでいったならば、良い結果が生れるはず」と述べた。
金範鎰大邱市長は「ご存じのように大邱は繊維産業のメッカだ。京畿道は大規模な首都圏市場に隣接しており、繊維産業が物凄いスピードで成長を遂げている」とし、「京畿道の繊維ファッション業界と大邱のファッション業界が手を結んだということは、大韓民国のファッション産業の競争力アップと世界進出への可能性が高まったことを意味する」と述べた。
協約式は京畿中小企業総合支援センターと韓国繊維マーケティングセンター(大邱広域市)の1次協約、さらに韓国繊維素材研究所(京畿道楊州)と韓国ファッション産業研究院(大邱広域市)の2次協約の締結、午餐および2011大邱ファッションフェア観覧の順で行われた。
1次協約の内容は繊維産業の海外進出に向けた海外拠点やショールーム、ニューヨークにあるマーケティングセンターなど、海外施設の共同活用、製品の共同展示、現地の市場情報の共有などが挙げられる。運営費用は共同負担となる。
2次協約はスポーツ用先端繊維製品の共同開発に必要な人材および装備、技術情報などを共有するというのが主な内容だ。
道と大邱市の業務協約は今年6月に行われた「2011大邱世界陸上選手権大会」の開催成功のための相互協力以降これが2回目となる。
林鍾��(イム・ジョンチョル)道経済農政局長は「京畿北部地域の特化産業として成長を見せている繊維産業と昔からの繊維都市である大邱広域市の交流を通じて地域経済の発展と国内繊維産業の発展を期待したい」とし、「今回の協約締結を機に京畿道の優秀な繊維製品が海外市場へ進出していけるよう財政的、行政的支援を惜しまない」と述べた。
京畿中小企業総合支援センターのホン・ギファ代表理事は「GTC(京畿繊維マーケティングセンター)とKTC(大邱繊維マーケティングセンター)間のマーケティング協力における基盤構築を通じてLAやニューヨークをはじめ、中国、EUなどの主要拠点に繊維輸出のための前進基地を設けることができるようになった」とし、「今回の交流を基に、FTAに対応する品質の高級化、多様化を図り、繊維企業らの世界市場への効率的な進出に向けて最善を尽くしていきたい」と語った。
韓国繊維素材研究所のチョ・チャンソプ理事長は「海外の共同マーケティングセンターは国内の中小繊維企業の海外マーケティング支援部署的役割を果たす」とし、「情報や人材が不足しがちな中小繊維企業には世界市場への進出可能性を探る良い機会になるだろう」と語った。さらに「今回の協約は織物産業やニット産業の相互補完的意味で韓国繊維産業の発展におけるシナジー効果が期待できる」と付け加えた。
全国の繊維関連企業の23.3%(1,365社)が現在京畿道に位置しており、繊維生産力は4兆9,982億、これは国内全体の生産額の15%を占める金額だ。さらに全国のニット分野における生産地の52%が京畿道に拠点を置き、そのうち39%が京畿北部に密集している。
道の関係者は「これまで繊維総合支援センター、京畿グリーンニット研究センター、京畿繊維縫製知識産業センターなど、繊維産業に関連する施設の整備や楊州(ヤンジュ)、抱川(ポチョン)、東豆川(トンドゥチョン)など、京畿北部地域における産業団地建設などの繊維産業育成に力を入れてきた」とし、「京畿北部地域の繊維製品が品質の高級化、マーケティングの活性化に成功するならば、韓米FTAの効果を今後充分に活用することができるだろう」と語った。
ⓒGニュースプラスニュース | ソン・ラックン kuni1202@naver.com
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