首都圏最大の複合ショッピングモール、2015年河南市に建設
(2011.09.05)

河南ユニオンスクエア事業計画発表
京畿道、中国で投資誘致に成功、8月土地供給契約を締結し本格的に事業開始
首都圏規制緩和に向けた京畿道の取り組みが投資誘致で実を結ぶ

首都圏最大の複合ショッピングモールとなる河南(ハナム)ユニオンスクエアの具体的な輪郭が明らかにされた。

京畿道は5日、金文洙(キム・ムンス)京畿道知事と文学振(ムン・ハクチン)国会議員、河南市民100人余りが参加する中、ソウルウェスタン朝鮮ホテルで(株)河南ユニオンスクエアの事業計画発表が行われたことを明らかにした。 

アメリカのタブマン社、香港のキングパワー社と(株)新世界の合作外資系企業である(株)河南ユニオンスクエアはこの日、事業宣布式を開き、2015年までに河南市新長(シンジャン)洞?I沙里(ミサリ)漕艇競技場付近11万7,000?u余りの敷地に総事業費8,000億ウォンを投資、延べ面積33万?uに及ぶ首都圏最大規模の複合流通団地を建設することを発表した。

なお、河南ユニオンスクエアにはデパート、ファッションモール、映画館、公演および展示施設など、ショッピングや文化施設を完備、常時雇用人員が7000人以上に達する見込みだとした。

今年5月、投資誘致のため中国とフィリピンを訪問した金文洙京畿道知事は中国北京でアンタレス･チェンキングパワーグループ会長、許仁哲(ホ・インチョル)(株)新世界副社長、李教範(イ・ギョボム)河南市長と河南ユニオンスクエア投資協約を締結した。(株)河南ユニオンスクエア社は8月31日、正式に土地高級契約を締結、この日、公式事業計画を発表し、事業推進に向けての本格的なスタートを開始した。

(株)河南ユニオンスクエアの関係者は「河南ユニオンスクエアは驪州(ヨジュ)プレミアムアウトレット(33,500?u)の10倍の大きさの複合流通･生活文化空間になる」とし、「中国や日本からの外国人観光客をはじめとした年間1千人以上の観光客が訪れる首都圏流通文化名所となることが期待される」と述べた。

河南ユニオンスクエア誘致に向けて積極的な取り組みを続けてきた金文洙京畿道知事もまた、この日の祝辞を通して「過密制御圈域、上水源保護区域などの重複規制を受けている河南市での大規模な開発事業が可能となったのは、道民が力を合わせて不合理な首都圏規制緩和に努めてきた結果である」とし、「香港のグローバル流通企業であるキングパワーグループと国内大手流通企業である(株)新世界の合作企業?V河南ユニオンスクエア?Vが15万の河南市民の生活の質向上と大規模な雇用創出に貢献していくことを期待している」と述べた。

河南ユニオンスクエアが建設される予定の?I沙里新長洞一帯は当初、グリーンベルト地域に指定されており、開発が不可能な地域であった。金文洙京畿道知事と京畿道はこの地域を不法施設ひしめく「グリーンのないグリーンベルト」に規定、政府に規制解除を要請し、2010年、この地域に対する規制解除を達成させた。

鳥瞰図添付

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