「全国初、最大規模」京畿子供博物館来月開館 (2011.08.26)
(龍仁＝連合ニュース)　キム・グァンホ記者＝
「目で見るだけの博物館ではありません。触ったり、作ったりと好奇心や想像力を育てる子供のための専用博物館です」
京畿道が設立、京畿文化財団が運営する全国初、最大規模の子供専用博物館が来月27日に正式にオープンする。
26日、京畿道と京畿文化財団によると、305億ウォンをかけて龍仁(ヨンイン)市器興(キフン)区上葛(サンガル)洞道立博物館横にある2万9千896�uの敷地に延べ面積1万619�u、地下1階地上3階の京畿子供博物館を建設したという。
昨年2月26日に着工した博物館の建設工事は、現在最終段階の室内インテリア作業に突入しており、今月末までに工事を終えた後、正式オープンに先駆けて翌月8日〜21日にテスト運営が行われる予定だ。
子供博物館は収蔵庫や資料室、ミュージアムショップ、教育ルーム、子供図書館、幼･乳児展示室、企画展示室、常設展示室などが完備された。
展示室には、好奇心旺盛な子供、環境を考える子供、元気な子供、世界の中の子供など4つのテーマに分かれたスポーツや遊びを通じた科学探求、環境、リサイクル作品、多文化体験に関する作品や資料が展示される。
また、科学、歴史、文化、芸術、社会など各分野を体験し理解することができるよう資料や器具などを展示する。
野外には、自然学習体験場やリサイクル用品を利用した遊具などを設置した公園が整備された。
子供たちは展示室や体験場などで展示品などを見たり触りながら科学の原理を学び、様々な文化を体験することができる。
特に、この博物館は単独の建物としては全国で初めての子供専用博物館であり、全国最大規模を誇る。
博物館の入場料は道内の満3歳以上の小人および大人は2千ウォン、他地方の小人、大人は4千ウォン、開館時間は毎日午前10時から午後8時までとなっている。
京畿道は2004年1月、「展示中心の従来の博物館ではない、子供たちのための専門博物館を2006年6月オープンを目標に建設する」と発表した。
しかし、博物館の建設事業はコンテンツの充足と事業費確保が難航し、建設工事および開館予定が5年も遅れた。
京畿道と京畿文化財団、龍仁市は子供博物館のオープンに伴い、近隣の道立博物館、韓国民俗村、ぺク・ナムジュンアートセンターとの連携を通じてこの地域一帯を歴史文化観光地およびミュージアムパークへと育成していく計画だ。
kwang@yna.co.kr
http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2011/08/26/0200000000AKR20110826070500061.HTML?did=1179m