京畿道、良質な農食品「世界市場へ」 (2011.07.26)

中国上海に京畿道第2農食品館オープン･･･京畿マッコリ、東南アジアやオーストラリアへの販売を促進
京畿道(道知事・金文洙(キム・ムンス))は、安全性や品質の良さで海外でも広く認められている京畿道の農食品の輸出活性化を図り、世界市場攻略に乗り出した。
道と京畿農林振興財団は、昨年3月、中国上海市にオープンした京畿優秀農食品館1号店(徐家匯区中山西路農心メガマート)を7月29日、長寧区古北外国人居住区に移転し、「第2韓国京畿道農食品館」を閔行区虹泉路にオープンした。
第1農食品館、外国人居住区の高級住宅街に単独売場として移転
京畿優秀第1農食品館は、先月1ヶ月の売上が1億ウォンを上回るなど、輸出販売の順調な成長に伴い、人通りが多く立地条件の良い地域に移転、25?u規模の単独売場を設けた。
移転先の場所は、上海市長寧区古北国際クラブ外国人居住区近くにある高級住宅街にあり、中国人をはじめ、韓国、日本、アメリカなどの外国大使や領事、大企業の駐在員などが住んでいる地域で、売上はもちろんのこと、外国人への宣伝効果も期待できると見られている。
第2食品館、上海韓国人の最多密集地域内に設置･･･液状タイプのお茶や韓菓など豊富な品揃え
新しくオープンした第2農食品館は中国上海市閔行区虹泉路の韓国人が最も多く居住する地域内の最大流通マートであるギャラリアマートに25?u規模の大きさで入店した。この地域にも裕福な上流階級が多く住んでおり、売上アップに繋がることと期待されている。
京畿農林振興財団の閔起元(ミン・ギウォン)代表取締役は「中国人の西洋化された食習慣が急激に拡散されることに伴い、食品消費も加工食品中心へと変化している傾向にある。今回オープンした農食品館は、これらの消費動向を反映させ、京畿道の良質な味付け海苔、ソース類(醤油や味噌など)、ドリンク、健康食品などを主力商品とする戦略を立てた」と述べた。
第2農食品館で販売される商品は、お茶が普及している中国の食文化を考慮し、液状タイプの茶類や飲料(ミネラルウォーター、山葡萄ジュース)、酒類(マッコリ、焼酎、ワイン、山葡萄酒)などの主力商品のほか、味付け海苔、トッポッキ、キムチ、伝統ソース類、韓菓、米クッキー、スナック類、茸、麺類(ライスヌードル、ラーメン)などの加工食品や健康食品である紅参加工品などの豊富な品揃えが特徴だ。
7月29日から8月11日まで、第1、2農食品館特売展実施･･･試飲、試食会
道と京畿農林振興財団は京畿農食品館移転および新設を記念した特売展を7月29日から8月11日まで第1館、第2館で同時に実施する予定だ。
特売展期間中は、現地の顧客に韓国の様々な見どころや食品を提供できるよう、マッコリ、液状のお茶、味付け海苔、トッボッキ、韓菓などの試食、試飲会をはじめ、SBSドラマ「ジャイアント」に出演した人気タレント?Vユン・ヨンヒョン?Vのサイン会、韓国の昔ながらの遊びである矢投げ遊び(トゥホトンジギ)などのイベントを多数行う予定だ。
また、行事期間中にVIP顧客を選抜し、1日300人限定で京畿道の観光商品や液状タイプのお茶などの豪華賞品を進呈する。
京畿マッコリの市場競争力アップ･･･輸出への道開く
また、京畿道は世界的なマッコリブームに合わせて、国内の市場競争力強化と世界市場でのマッコリ普及のため、本格的な取り組みを開始した。
道と財団は7月22日から31日まで、マレーシア、インドネシア、オーストラリア、シンガポールなどで京畿マッコリ販売促進展を開催し、京畿マッコリの海外での知名度アップと輸出拡大に努める方針だ。
今回の販売促進展はマレーシアの8つの売場、6つのレストラン、インドネシア4ヶ所、オーストラリア1ヶ所、シンガポール2ヶ所などで開催される予定だ。
特に、今回の販売促進展はマレーシアの現地大型流通業者の関係者らが大勢参加する予定にあり、輸出商談会も並行して行われる。
京畿道は最近の海外での韓流ブームをマッコリ輸出と連携させ、第1の輸出品目として育成していく方針だ。これに合わせ、海外販売促進展開催後に、産･学･官･研･消費者･大学生などが参加するマッコリシンポジウムを開催、京畿マッコリの差別化と高品質化を促進し、国内酒類市場での京畿マッコリブームを引き起こす計画にある。
お問い合わせ：京畿農林振興財団250-2772
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