「みんな〜京畿道の森で遊ぼう!」

投稿日d 2011-05-30 ヒット数 959

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みんな〜京畿道の森で遊ぼう!」

京畿道・京畿農林振興財団、自然豊かな森体験プログラム実施
山林庁グリーン事業団、グリーン資金サポート
アトピー患者、インターネット中毒者、児童福祉サービスの受給者などに限定・・・今年の10月まで実施予定

京畿道と京畿農林振興財団は、豊かな自然に囲まれた恋人(ヨニン)山道立公園と天摩(チョンマ)山郡立公園でアトピー家族キャンプ、インターネット中毒治療キャンプ、子供グリーン教室、木工教室などの子供向けの健康体験プログラムの推進に力を入れている。

豊かな自然にまれた「人山」・・・チョウセンゴヨウから「フィトンチッド」が多量分泌

京畿道と京畿農林振興財団は、アトピーを患う子供患者や家族を対象に、フィトンチッドを多く発散するチョウセンゴヨウの群落地、加平(カピョン)恋人山道立公園で5月28日から「2011アトピー家族キャンプ」を実施することを明らかにした。

アトピーは未だこれといった治療法が明確に提示されてはいないものの、樹木などが発散するフィトンチッドという物質がアトピー治療に効果的だということが広く認められている。特にチョウセンゴヨウはこのフィトンチッドを多く発散することで有名だ。恋人山がある加平は、松の実の生産地として全国の約33%の生産量を占めており、恋人山道立公園にもチョウセンゴヨウが多く植えられ、アトピー性皮膚炎患者にはもってこいの環境であることが期待されている。

人山道立公園アトピ家族キャンプ、際病院と業務提携

山林庁グリーン事業団の宝くじ基金で造成されたグリーン資金サポートが運営する「2011アトピー家族キャンプ」は5月11日、加平にある清心国際病院と業務協約提携式を行った。これにより西洋医学と漢方医学を融合したアトピー治療に関する実績を持つ清心国際病院の協力の下、食事のメニューやアトピー診断などの医療支援が進められることとなった。

清心国際病院のチャ・サンヒョプ院長は「森での様々な体験活動、アトピー専門医との医療相談及び講習などで、より健康的な生活習慣の実践を勧めていけるよう充実した内容のプログラム構成を心掛けていきたい。キャンプが終わっても生活習慣の変化を通して健康を増進してけるよう、健康づくりへのきっかけを提供したい」と述べた。

今回のアトピー家族キャンプはアトピー治療及び検査、専門医との医療相談などと並行して森での治癒活動を行う体験プログラム形式の1泊2日キャンプとなっており、5月28日(土)から8月13日(土)まで学校の授業がない土曜日に計6回行われる予定だ。

1回のキャンプにつき40名(児童、父兄同行)まで参加することができ、参加費用は1人あたり3万ウォンだ。5月17日から京畿農林振興財団ホームページ(www.ggaf.or.kr)で参加の受付を行っており、家族単位での申し込みのみ受付可能だ。

主なプログラムには、自然に接する森遊び、森の中での五感体験などを通した段階別の体験プログラム、食べ物への正しい理解を深め、有機栽培による農産物を実際に調理してみる料理実習プログラムなどが企画されている。また、実験や体験を通してアトピーに対する理解を深める上にアトピーによるストレスを和らげるプログラムやアトピー専門家との質疑応答時間、清心国際病院の専門医らによる医療相談やアトピー疾患検査などが設けられる予定だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地域の童センタに通う1,600人を象にした「子供グリ室」

また、山林庁グリーン事業団の宝ぐじ基金(グリーン資金5,000万ウォン)の支援を受け、道内にある地域児童センターに通う児童を対象に天摩山郡立公園(南楊州(ナミャンジュ)市和道(ファド)邑で「2011子供グリーン教室」が実施される。

「2011子供グリーン教室」は貧困、虐待、放任、シングルマザー・シングルファザー、祖父母孫家庭、身寄りのない子供、共働き、離婚家庭、多文化家庭など、福祉支援を必要とする児童たちに自然に触れる機会を与えることで感受性を向上させ、明るく正しい人格形成を促すグリーン福祉型森体験教育プログラムである。

このプログラムは今年の10月まで毎週水曜日(15:00〜17:00)と学校の授業がない第2・第4土曜日(10:00〜15:00)に行われる。自然をモチーフにした歌や詩、森での遊びや五感体験などを通して段階別、季節別に森を身近に感じていけるよう企画されており、2度目以上の参加であっても常に新しいプログラムが体験できるようになっている。

なお、受付は3月21日から財団ホームページで開始され、当日だけで当初の計画人数であった1,600人を上回る1,800人が申し込むなど、高い関心が寄せられている。

森の大切さと重要性を体感する「自然木工室」

5月2日から6月10日まで、京畿道立水の香り樹木園(京畿道烏山(オサン)市水清(スチョン)洞)内の山林展示館で「自然物木工教室」が開かれる。このプログラムは木材文化の活性化を図り、山林庁が推進するプログラムで、全部で25回開かれる予定だ。

木に触れたり、木の温かみや質感を味わったり、年輪を数えたり、絵を描いたり、彫刻をしてみたりと木に関する様々な活動を通して、木に親めるよう、各種プログラムが用意されている。

幼稚園生、小学生、家族連れ、団体を対象に一回あたりの参加人数は最小10人から最大35人まで、参加費用は材料費1,000ウォンのみとなっている。

インタネット中毒の少年を象にした「インタネット中毒予防キャンプ」

また、京畿農林振興財団は今年8月〜10月まで、恋人山道立公園でインターネットの使いすぎによる学業意欲の低下や健康悪化などの問題を抱える青少年を対象に「インターネット中毒予防キャンプ」を行う予定だ。「インターネット中毒キャンプ」はインターネット中毒に関する専門家による相談及び治療プログラムを森体験プログラムと並行させたプログラムで募集要項などに関しては来月告知される予定だ。

お問い合わせ) 恋人山道立公園管理団(580-9900): アトピー家族キャンプ、サイバーグリーンキャンプ
京畿農林振興財団グリーン事業部(250-2733): 子供グリーン教室

http://gnews.gg.go.kr/briefing/brief_gongbo_view.asp?BS_CODE=S017&number=11133&page=2 &period_1=&period_2=&search=0&keyword=&LIST4PAGE=30