京畿道、中国に対する投資誘致活動を本格化

投稿日d 2010-07-23 ヒット数 1940

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京畿道が今月の26日(月)に中国の上海で投資説明会を開くことで、投資誘致のための中国市場進出の一歩を踏み出した。 

上海のシェラトンホテルで開催されたこの日の投資説明会には上海常務委員会のファンポン副主任、上海自動車部品協会のシィハオ会長など、現地の経済団体関係者、投資および金融会社など現地の企業人、中国の地方政府関係者など300人余りが参加して盛況を呈した。 

今回の投資説明会で京畿道は外国人投資企業専用賃貸産業団地とKINTEX、金浦漢江シネポリス、前谷海洋産業団地、黄海経済自由区域などゴールドコーストプロジェクトを紹介しながら、首都圏と東北アジアの巨大消費市場、豊富な優秀人力、交通・通信など投資対象地域としての優れたインフラを備えて京畿道の魅力を広報した。 

投資説明会に続いて行われた個別商談では20余りの現地製造業および投資・金融会社が参加して外国人投資企業専用賃貸産業団地と各種の開発プロジェクトに高い関心を示した。 

京畿道は最近中国が世界の経済大国に急成長することに伴って去年の年末から中国に対する投資誘致戦略を立てており、今回の上海投資説明会を皮切りに中国に対する投資誘致活動を本格化する計画である。 

中国は最近4年連続して外為保有高で世界トップを維持しており、2008年には559億ドルを海外に投資して12,000余りの企業を設立するなど、旺盛な海外投資活動を繰り広げていることから魅力のある投資誘致対象として浮上している。 

金文洙京畿道知事は挨拶の言葉で�W1990年代以降、中国の経済成長の過程で韓国が中国に対する最大投資国家の中の一つであった�Wと思い浮かべながら�W上海の完成品製造業と京畿道の部品製造業など、京畿道ー上海間の産業的分業体系を構築する場合、お互いにもっと大きな成長を期待することができる。京畿道ー上海間の共存のための協力の新しい場を開いていこう。�Wと力説した。 

一方、この日の投資説明会場では京畿道と中国のBOYU社、韓国のセイルネットワーク社の間で2千万ドルの投資MOU締結式が行われた。 

BOYU社は中国で自動車の電子製品、新エネルギー自動車部品などを最も多く生産する企業で、韓国で自動車部品を専門的に流通しているセイルネットワーク社と京畿道に合弁で投資することで中国の企業が韓国の技術と流通網を活用して世界市場への進出を図る最初のモデルになる。BOYU社が京畿道で生産活動を始めるようになると、150人余りの新しい雇用を創出することになる。 

※ スタートモーター : 始動が完全にかかるまでバッテリーの電気を利用してエンジンを回転させる役割をする部品. 

また、BOYU社は新しい新エネルギー自動車発電機の開発のためのR&Dセンターを建てる計画も持っており、韓国の先端自動車生産技術と合わせると韓国自動車産業の発展にも大きく役に立つものと見られる。