京畿道、法律まで改定して投資の誘致に成功
投稿日d 2010-03-30 ヒット数 1940
コンテンツ
独リンデ社が器興に3千万ドルを投資しLED用ガス製造施設を設立
京畿道が外国人投資促進法などの改定を求め、政府がそれを受け入れた結果
京畿道が関連法令を改正し、産業用ガス生産業者である独リンデ社から国内3番目の投資の誘致に成功した。
キム・ムンス京畿道知事、キム・ギョンシク知識経済部貿易投資室長、ソ・ジョンソク龍仁市長、リンデグループのカール・ジャクソン半導体部門代表は、30日午後2時、京畿中小企業総合支援センター中会議室にて、龍仁市器興地域におけるリンデ社のLED用高純度水素ガス工場の設立に向けた投資協約を結んだ。
リンデ社の新工場に対する投資は3千万ドルに及ぶと見込まれ、LED製造用高純度水素ガスを生産し、国内のLED製造メーカに供給する予定である。
リンデ社の今回の投資が注目される理由は、地方自治体が関連法令の改正に乗り出して外国からの投資誘致を成功させた点にある。韓国では「産業集積活性化及び工場設立に関する法律」の規定により、「成長管理圏域」での500ヘイベイ以上の工場建設が禁止されていたため、リンデ社の同地域での工場建設は不可能であった。京畿道は、外国からの投資においてネックになっていたこの法律の改正を、政府に辛抱強く求めてきた。これに政府が応え、外国人投資地域に入居する外国人投資企業に対しては、500ヘイベイ以上の工場の新設・増設及び移転ができるようにする「外国人投資促進法改正(案)」を立法予告し、この改正案は去る3月18日に国会を通過した。その結果、今回のリンデ社による投資が可能となった。
リンデ社は、2005年半導体産業用ガス工場新設に1億7千万ドル、2008年同様の目的に1億8千万ドル、そして今回の工場新設に3千万ドルと、合計3億8千万ドル(韓国ウォンでおよそ4,300億ウォン)を韓国に投資することとなる。
式に出席したキム・ムンス京畿道知事は、「リンデ社の3番目の投資誘致により、京畿道はビジネスを展開しやすい地域であることが立証された」とし、「何よりも京畿道と龍仁市、そして知識経済部が力を合わせて関連規制を緩和し投資誘致につなげたことが大きな意味を持つ」と述べた。
問い合わせ: 投資振興課 8008-2763
Prev | 100%京畿米マッコリ、日本人を魅了する |
---|---|
Next | 中国代表団、京畿道の「外国人投資の秘訣」を学ぶ。 |