金文洙(キム・ムンス)京畿道知事は、10月23日午前京畿道庁の執務室にてジェームズ・ダグラス(James H. Douglas)米バーモント州知事の表敬訪問を受け、京畿道・バーモントの経済交流について意見交換を行った。

ダグラス州知事は、平澤魚淵(オヨン)・韓山(ハンサン)外国人投資企業専用の賃貸団地に入居している肝細胞治療剤専門メーカー「(株)A＆Cバイオホールディングス(代表：イ・イクファン)」と、細胞治療剤工場設立と関連技術移転に関するプロジェクト契約を(株)A＆Cバイオの平澤工場にて締結するために訪問した。

(株)A＆Cバイオ関係者によると、今回のプロジェクトは(株)A＆Cバイオと現地の合弁会社である「AnC Bio Vermont社」及びバーモント州政府が共同で進めるプロジェクトとして、(株)A＆Cバイオは細胞治療剤の工場設立と関連技術の移転を、そして「AnC Bio Vermont社」はプロジェクトの運営を、バーモント州政府は投資移住プログラム「EB-5」による投資家募集プロモーションをそれぞれ担当することになる。

金文洙京畿道知事は、「京畿道外国投資企業の先端技術をアメリカへ輸出でき、大変うれしく思っている」とし、「今回のプロジェクト契約を機に京畿道とバーモント州の経済友好協力が拡大されることを期待する」と述べた。