韓国組織委員会発足「世界有機農大会」への準備スタート

投稿日d 2009-02-16 ヒット数 5074

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2011年第17回世界有機農大会(IFOAM OWC)の韓国組織委員会が発足した。 

組織委員会は今月5日、京畿道庁にて会員60人余りが出席した中、創立総会を開き定款制定、役員選出、事業計画承認などを行った。また、今月20日ドイツ・ニュルンベルクで開催される第17回世界大会の契約締結などについて議論した。 

委員長は金文洙京畿道知事が、副委員長は李錫雨(イ・ソグ)南楊州市長とチョ・ヒョンソン環境農業団体連合会長、執行委員長はソ・ジョンヒョク韓京大学校教授が務めることになった。 

これら役員と顧問10名、諮問委員10名、理事12名、執行委員24名など総計59名でつくられた韓国組織委員会が世界大会への準備にあたる。道庁には実務を担当するタスクフォースチームを設置することにした。 

とくに、2011年の世界大会に先立ち、今年10月20日から4日間にわたってアジア50カ国が参加する「アジア有機能大会」を開催し、世界大会の開催を広報することにした。 

世界大会は、2011年9月27日から10月5日までの9日間、南楊州など八堂地域において開催され、有機能学術大会、有機農業の発展に向けた分野別・テーマ別討論会、有機能博覧会、IFOAM総会などのイベントが開催される。 

金知事は挨拶で「世界有機農大会は、韓国の農業発展と未来にとって大変重要な意義を持つ。この大会が韓国と世界の有機農業発展に大きく貢献できると期待する」とし、「大会の成功と有機農業の発展のために京畿道も積極的に支援する」と述べた。 

組織委員会の副委員長を務めることになった李錫雨南楊州市長は、「大会の成功に向けて人的・物的有期農資源を集めて、エネルギーとして有効に活用していく」とし、「これまでの限界を超えて、有機能歴史の新たな幕を開いていく」ことを訴えた。