京畿バス、外国語による案内サービス開始
投稿日d 2008-12-11 ヒット数 5286
コンテンツ
– 道内の有名観光地経由バスの車内で外国語案内放送サービス開始
– 中国人の多い安山では市内バス初の中国語案内放送も始まる
京畿道は、道内の有名観光地を経由するバスにおいて、今月から英語や中国語など外国語による案内放送サービスを開始し、同地域を訪れる外国人観光客が安心して旅行できるよう努めていく方針だ。
道は、道内の観光地を訪れる外国人観光客と長期滞在型外国人の利便性を図るため、外国人が多く訪れる観光名所や長期滞在する外国人の集団居住地域などを経由する47のバス路線において、11月末まで案内放送システムの整備およびテストを経て12月1日から外国語による案内放送を本格的に実施するという。
今回外国語案内放送が開始される主な路線は、外国人観光客が多く訪れる臨津閣(イムジンガク)、水原・華城、エバーランド、韓国民俗村など観光名所4ヶ所と、長期滞在する外国人が主に利用している安山市・元谷洞の「国境なき街」1ヶ所を経由する47路線89停留所である。
今後同路線では、韓国語と英語による車内案内放送が流れることになり、特に周辺公団で働く中国人がよく利用する安山市・元谷洞安山駅前の「国境なき街」などを経由するバス路線では韓国語や英語のほかに中国語の案内放送も実施される。
道内の長期滞在外国人は21万人に達しており、その半分以上が安山(12%)をはじめ華城(9%)、水原(8%)など9都市に集中している。
これまで臨津閣やエバーランド、水原・華城、韓国民俗村などを訪れた外国人観光客数は2007年1年間だけで実に122万5526人に達している。中でも京畿道を訪れる外国人が一番多く訪れる所で思い出に残る場所として選んでいるのが臨津閣や統一展望台を含むDMZ(非武装地帯)である。
道は「外国人観光客や長期滞在外国人が年々増加しており、外国語による案内放送システムを取り入れることにした」とし「特に安山駅を中心に国境なき街を形成するなど、外国人の交流の場としてよく利用しているため、外国語案内放送の施行効果は十分期待できる」と述べた。
道は施行効果の見込める地域を対象に試行的に実施し、2009年対象地域(路線)を拡大する方針だ。
一方、道は外国語案内放送サービスの実施とともに、主な市内バス1000路線においてこれまで放送されていた首都圏統合料金制度及び交通カード利用に関する案内放送や車内掲示の交通カード利用案内も再整備したことを明らかにした。
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