金文洙道知事、日中韓地域交流会議に北朝鮮の参加を提案

投稿日d 2008-11-06 ヒット数 5142

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京畿道が今月29日明らかにしたところによると、金文洙京畿道知事が「日中韓友好交流会議」に北朝鮮・平安北道を入れることを提案したという。 

金知事は28日中国・遼寧省・瀋陽市の友誼ホテル国際会議センターにて開かれた「第7回日中韓友好交流会議」に出席、基調演説を通じてこのように述べたという。 

席上金知事は、日中韓3国が北東アジアの中心地域へと発展するため、▲北東アジア連携交通網の強化 ▲文化芸術家、学界識者、企業家の交流 ▲環境協力の強化▲グローバル人材育成に向けた教育・スポーツ交流の拡大などを強調した後、北朝鮮・平安北道の参加への協力を呼びかけた。 

なかでも金知事は、「北東アジア連携交通網の強化など、4つの提案は北朝鮮が参加するとき、より実質かつ効果的に実行できるもの」とし、「北東アジアの日中韓3国における友好交流会議に遼寧省と長年友好関係を築いてきた北朝鮮・平安北道を入れて4地域でつくる会議へと、より一層発展させていくことを提案する」と語った。 

一方、基調演説を終えた3地域の自治体長らは、持続的な交流拡大などが盛り込まれた共同宣言文に署名した。 

この「日中韓友好交流会議」は、京畿道と中国遼寧省、日本神奈川県の3地域が友好拡大に向け、1996年から一年おきに開催している会議である。