世界的な自動車部品メーカーフォーレシア(仏)
投稿日d 2008-10-30 ヒット数 6947
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「世界的な自動車部品メーカーフォーレシア(仏)」
3200万ドルを投資し京畿・華城に「研究所と製造工場」を建設
– 自動車産業のメッカとして京畿道のプレゼンスをアップ –
京畿道は、先端産業や文化の都市を目指して飛躍中の華城市で、フランスの世界的な自動車部品メーカーのフォーレシア・コリア(代表:イ・スンギュ)社の自動車排気ガス関連研究所と製造工場の完工式を10月15日(水)行う。
この行事には、金文洙京畿道知事や崔永根華城市長、フォーレシア首席副社長のジャン・マーク・アネキアン(Jean-Marc Hannequin)、フォーレシア・コリアのイ・スンギュ社長など、関係者をはじめ200人近い来賓が出席する予定だ。
今回完工する研究所(長安1団地)及び製造工場(長安2団地)は、合計3200万ドル(600万ドル+2600万ドル)に及ぶ外国人直接投資により建てられたものである。同研究所には、排気ガスシステムの性能テスト用装備と40人近い研究スタッフが新たに配置された。また、製造工場では排気ガス低減装置のマフラーとコンバーターを生産している。
コンバーターは、排気ガスの浄化装置で、排気ガスの一酸化炭素を高熱で完全燃焼させる環境浄化及び環境にやさしい装置である。主にディーゼル車に採用され排気ガスを浄化する。従来のガソリン車には基本的に取り付けられる公害防止用のコア部品の一つである。
今回完工式を行うフォーレシア社は、フランス・パリ近くのナンテルに本社を置く世界的な自動車部品メーカーとして、自動車コア部品の排気ガス部品、インテリアなどを専門的に行っている売上高ベース世界第9位のグローバル企業である。
なかでも、07年度ベース約16兆ウォンの売上げと全世界に6万人近い従業員を抱えており ▲排気システム(世界トップ) ▲ドアパネル・モジュール(世界トップ) ▲インストルメントパネル(世界トップ) ▲前面バンパー(世界2位) ▲自動車シート(世界3位)など、自動車モジュール部品分野では中核的な存在といえる。
今回の完工式は、現代自動車の供給量拡大によるもので、フォーレシアは06年11月排気ガス部品R&Dのために600万ドルを、07年4月カーインテリア製品R&D施設のため城南市に600万ドルを、そして今回の完工式のために2600万ドル(07年6月)を投資するなど、3回に渡って総額3800万ドルを京畿道へ投資している。
これに関連し金文洙知事は、「道知事に赴任してから同技術研究所や製造工場建設に関する投資協定を結び、本日このようにフォーレシアの晴れの完工式に出席でき、大変感慨深い」とし、
– 「フォーレシア社が保有する世界トップの技術力と京畿道の有数な人的資源の効率よい結合により、国内完成車メーカーの技術力や競争力のアップにも大きく貢献できる」とし、
– 「これまで京畿道とフォーレシアが築いてきた信頼をもとに、フォーレシア社のビジネス成功のため、行政・財政面での支援を惜しまない」と約束した。
また、アネキアン・フォーレシアグループの首席副社長は、「今回の研究所及び製造工場の完工により、現代・起亜自動車との取引関係を深めると共に、より強固な戦略パートナーとして位置づけられる」と確信し、「フォーレシア社が京畿道に引き続き投資を行う背景は、京畿道がビジネスしやすい環境を整えているだけでなく、顧客志向の行政マインドを持っているからだ」とし、京畿道に感謝を表した。
一方、京畿道の関係者は、「フォーレシア社製品の大半が品質と技術力の面で世界的に認められているため、フォーレシアの研究所及び製造工場のオープンが、国内完成車メーカーの競争力アップにも大きくプラスになる」と期待を表した。
また「15ヶ所の国内自動車生産工場のうち3ヶ所が京畿道に位置しており、全国比28%を占めているだけでなく、全国1次自動車部品メーカー900社の3割が京畿道に位置していることから、今後道内自動車産業の活性化に向け、海外優秀関連協力会社の誘致により拍車をかける」と述べた。
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