京畿道、食品に対する心配はご遠慮ください
投稿日d 2008-10-06 ヒット数 5461
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−大手流通ストアに毎月食品収集及び検査成績書の店舗掲示を義務づける−
−食品に対する苦情は「1472システム」により解決−
□ 京畿道は、米国産牛肉の輸入拡大による道民の皆さまの懸念払拭や牛肉の原産地管理に万全を期するため、時限的に設けた「牛肉原産地管理団」を10月1日から「食品安全管理団」に改編し、食べ物全体に対する安全管理基盤づくりに総力をあげる方針だ。
○ 今回の改編の背景は、農産物品質管理法に基づき飲食店などの牛肉原産地表示の啓発期間(08年7月〜9月)の間、原産地管理対策づくり及び広報、市・郡と共同で十分な指導・点検を行った。
−点検店舗数:16万5074ヶ所(全体12万7518店舗の130%)
−違反店舗数:305ヶ所(40件−告発及び行政措置、265件−現場是正措置)
○ 最近、えびせんに鼠の頭が混入している事件や輸入ウナギからマラカイトグリーンが検出されたことなど、食品問題が相次いで発生している。特に中国産粉ミルクによる国内流通製品のメラミン検出問題は、食品に対する消費者の不安を一層高めている。
○ これを受けて、農・畜・水産物及び食品衛生関連の専門公務員でつくる「食品安全管理団−3チーム14人」を立ち上げ、食品安全性検査への対策づくり、推進及びワンストップ行政サービス処理、原産地管理など、食品全般に対する安全性を集中管理することにした。
□ 食品安全管理の第一歩は、食品に対する消費者の信頼を回復することであり、
○ 京畿道では食品に対する消費者の知る権利を満足させるため、量販店やデパート、卸売り市場など、大手流通ストアで販売している農畜水産物に対し、毎月商品を収集し安全性検査を行うことにした。そして、その結果(検査成績書)を店の販売台前面に掲示させることで、消費者が安心して買物できるようにする方針だ。
○ これまでも大手流通ストアを対象にした収集検査は年中行ってきたが、その結果が消費者に提供されなかったため、食品を安心して購入することが困難であった。また、エコ農産物など高価な優秀商品が、表示内容と一致するエコ農産物であるかという事実確認ができなかったため、これからは検査成績をすべて公開することにし、消費者が安心して食品を購入できるようにするつもりだ。
□ 京畿道と92ヶ所の大手流通ストアが業務提携を推進
○ 京畿道は現在農畜水産物の約7割以上を販売している大手流通ストア92ヶ所と食品安全対策を共同で進めることにし、同業務の円滑な推進のため、多数の大手流通ストアを確保している農協流通ハナロクラブ、ロッテマート、Eマート、GSマート、ホームプラスなど、5つの大手流通業者と10月7日「食品安全協定式」を締結することにした。
□ 食品苦情処理のため「消費者苦情処理1472システム」を運営
○ 京畿道は、食品に関する苦情がある場合、京畿道コンタクトセンター120番へ通報すると、一回のみで受付終了。4時間以内に苦情内容の確認・現地調査を行い、検査結果を一週間以内に通告し、二週間内に苦情事項を再確認する「消費者苦情1472システム」を運営することにした。
○ これは、かつて食品に関する消費者通報の際、業務担当者との連絡上の各種トラブルが原因で消費者が被った不便をなくすため、1472制度を導入することになり、このシステムの運営により、消費者がより一層便利かつ簡単に食品に対する苦情通報及び処理結果に対する通告が受けられるようにした。
○ 食品専用の通報電話120(コンタクトセンター)/031−120(京畿道以外の地域)を通じて「食品安全管理団」に通報すると、1472システムによるサービスが受けられる。
□ 京畿道の農産物を守る消費者団体を「京畿食品安全守護団」へと拡大
○ 消費者問題を研究する市民の集まり、YWCA、故郷を思う主婦の集まりなどと連携し、10月中に「京畿食品安全守護団」消費者団体の合同発足式が予定されていることを明らかにした。
○ 消費者団体が直接食品監視活動を展開し、自分の家族が食べる食品を直接収集・検査することで、より効率的に監視活動が行われるものと期待する。
□ 最近問題となっている輸入食品メラミン検出事件に関する措置
○ 最近大きな問題となっている中国産粉ミルクからのメラミン検出事件と関連し、京畿道では食品安全医薬庁により124製品に対する検査を行った結果、メラミンが検出された5つの商品を緊急回収(Eマートなど63ヶ所の大手売場にある商品を完全回収)した。
−メラミン検出商品:ヘテ製菓がOEMで中国から輸入した「米サランカスタード」(3件)、(株)J&Jインターナショナルが香港から輸入したビスケット「ミルクラスク」、(株)ユチャンFC「ベジタブルクリームパウダーF25」
○ メラミン混入が懸念される中国輸入食品から、まだ検査を行っていない305品目に対する緊急回収検査を10月1日まで京畿道保健環境研究院で実施すると共に、国内で生産流通される乳加工品に対する追加検査も10月5日まで京畿道畜産衛生研究所で行う計画だ。
□ 京畿道では
○ 全国初施行される大手流通ストアの成績書掲示が消費者の信頼回復に大きく貢献できるものと期待している。3無検査(無期限・無制限・無差別)及び1472苦情処理システム構築などにより、京畿道民は食品の安全な提供が受けられるものと道関係者は伝えた。
○ 消費者の皆さまは、各売場に配置されている成績書を直接確認してから安全な食品をご購入ください。もし商品に問題がある場合には、120コンタクトセンターまでご連絡していただくか、店舗の措置結果を確認してから購入することをお勧めします。
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