「第5回京畿陶磁ビエンナーレ」海外作品公募開始
投稿日d 2008-09-16 ヒット数 5613
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– 2008年9月30日まで公募作品受付
– 公募作品による世界各国の優秀陶磁作品展も企画
京畿道と陶磁振興財団は、2009年開催される「第5回京畿道世界陶磁ビエンナーレ」の際に世界各国の優秀作品を展示するため、8月20日から9月30日まで海外公募展の作品受付を開始する。
生活陶磁と造形陶磁の各部門から作品を公募する予定で、イメージ受付(1次)は9月30日までとなる。郵便やインターネット受付も可能で、インターネットの場合、陶磁振興財団のホームページ(www.wocef.com)にて受け付けている。
受け付けられた作品は、1次イメージ審査、2次実物作品審査の後、受賞作品を最終セレクトし、「第5回京畿道世界陶磁ビエンナーレ」の開幕式(2009年4月25日)にて授賞する。なお、受賞作品の展示は、利川(イチョン)世界陶磁センターにて行われる。
受賞作品は、京畿道世界陶磁ビエンナーレの広報活動や海外公募展の冊子配布などにより、全世界に紹介される。なお、大賞6000万ウォン、金賞2000万ウォンなど、26人の受賞者全員に賞金が授与される。
ビエンナーレのメインイベントである海外公募展は、才能ある作家の発掘および育成、陶芸家の創作への支援のため企画されたものである。5回目を迎える同海外公募展には、これまで世界60ヶ国以上の国から多数の陶芸家が参加し、世界的に権威のある陶磁専門家たちが審査を行ってきた。
参加した大半の作家が国際舞台でも旺盛に活動している人々であったため、京畿道世界陶磁ビエンナーレの海外公募展は、単なる公募展ではなく世界陶磁の発展のあり方を示す重要な国際展としてのプレゼンスを確保してきた。
昨年の第4回海外公募展には、66ヶ国1436人が参加し、2444点の作品が受け付けられた。栄光の大賞は、デンマークの作家「ボディル・マンツ(Bodil MANZ、女性、65歳)」が受賞した。
第4回公募展の受賞作25点の地域別分布を見ると、アジアが14、ヨーロッパ9、米州1、オセアニア1と、前回の公募展とほぼ変わらなかった。アジア地域の受賞作の半分以上(7)を韓国の作家が受賞している。大賞や金賞など、大きな賞はヨーロッパ勢が強く、若い作家らの登用も目立った。
世界陶芸界で最も権威ある陶磁公募展として位置づけられている京畿道世界陶磁ビエンナーレ海外公募展は、各国の現代陶磁を一堂に会し比較できる上、現代陶芸の進むべき方向も予測できる、大変重要な意味をもつイベントといえる。今後も国内陶磁の発展をリードする国際陶磁ビエンナーレとしての役割を積極的に果たしていくことと思われる。
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