外国人役職員を対象に外国語医療サービス開始

投稿日d 2008-08-27 ヒット数 5289

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– 京畿道外国人投資企業協議会、平澤グッドモーニング病院とMOU締結 

京畿道・平澤市玄谷(ヒョンゴク)産業団地に位置する京畿道外国人投資企業協議会(以下、外投協)は、外国人投資企業で働く外国人役職員が言語問題で十分な医療サービスが受けられないということで、平澤内の外国人投資企業の従業員が最も多く利用している「グッドモーニング病院」と、8月8日MOUを締結し、外国語医療サービスを本格的にスタートする方針だ。 

外投協とグッドモーニングのMOU締結式は、グッドモーニング病院の会議室にて行われる予定であり、京畿道経済投資管理室関係者、 外投協の役員、平澤市役所の企業経済課、グッドモーニング病院の関係者らが出席する予定だ。 

同協定式では、グッドモーニング病院側の病院紹介プレゼンテーション及び 外投協紹介プレゼンテーションが行われる予定であり、病院の主要施設の見学やインタビューも予定されている。 

MOU締結に先立ち、 外投協は今月2日道庁関係者らと共にグッドモーニング病院を訪問し、外国語医療サービスの欠如に関する苦情を伝えるとともに、7月から病院内に専用テスクを設け、日本語や英語、中国語サービスを開始することにした。これにより現在、英語担当は打ち合わせ終了後即時に措置し配置済み状態であり、日本語担当は採用面接中である。 

同協定式に関連しイム・ビョンフン協機会長は、「外国人役職員が多く常駐している外国人投資企業の場合、いつ発生するかもしれない応急事態に備え、医療サービスのみ担当する人材を採用することは現実的に無理」だとし、「今回の協定が、外国人投資企業に勤める多くの外国人役職員の病院利用に役に立ち、韓国の尖端医療技術を体験できる良いきっかけになればと思う」として、今協定式の意義を強調した。 

グッドモーニング病院のオ・ジュングン行政院長は、「協定式を行ったといって外国人役職員の即時反応を期待するのではなく、外国語サービスの漸進的な質的向上と、安定的な医療支援環境の構築に励む」とした。 

さらに外投協は、外国人役職員の快適な居住環境構築のため、マンション支援サービスも行っている。停電や断水など日常生活に直接つながる案内がハングルのみで提供されるため、マンション関係者との話し合いを通じて案内事項を外国語に翻訳し、これからはハングルと外国語を併記することにした。外国人役職員からマンション生活の苦情を受付け、支援を決定するという内容を外国人投資企業に伝えるや自社職員のマンション生活支援を求める声が殺到しているという。 

これを受け 、外投協のキム・ヨンムン事務局長は、「外国人投資企業の快適な生活環境構築が目的であるため、多様なニーズを前向きに検討すると共に、持続管理していくつもりだ」とした。