京畿道、外国人投資企業支援センターへと改称

投稿日d 2008-07-18 ヒット数 5121

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支援分野の拡大及び投資環境改善の加速化 

京畿道は2006年5月、平澤市・青北(チョンブク)面所在の玄谷(ヒョンゴク)外国人投資企業専用団地内に支援事務所を設立し、外国人投資企業の苦情や相談事項などの迅速な処理に努めてきた。 

外国人投資企業がビジネスや生活を営む上で経験する各種問題や要望などを受付、それに対する相談や解決に向けての窓口役割を果たしている。 

金文洙京畿道知事は、道内の外国人投資企業が安心してビジネスを行えるよう、企業経営全般にわたっての各種サービス業務を「ワンストップ」で処理する統合窓口設置の必要性をかつてから強調してきた。 
これに関連し、名称改称とともに全般的な体制整備のため、外国人投資企業支援センターへと改称、投資環境改善事業に本腰を入れることにした。 

近年、外国人投資企業支援センターは大変活発な動きを見せている。外国人CEO文化体験イベントを催し、外国人の韓国文化への理解を促進することで国内生活への適応能力を高めている。また、外国人投資企業の生活文化及び交流活性化に向けて「外国人投資企業家の日」を設けるという。 

同支援センターでは、生活文化情報誌をすでに発行しており、道内外国人投資企業の紹介及び企業関連イベントや法制度の案内、生活や文化行事などの案内も行っている。 
今年からは生活情報誌の名誉記者・編集委員制度を導入し、外国人投資企業役員の直接参加を促すとともに、実際の生活で活用できるニュースなどを多く掲載するつもりだという。 

さらに、産業団地内にサッカー場を設置し、外国人投資企業により近づこうと努めている。昨年から行っている外国人投資企業のカスタマイジング教育事業も外国人投資企業役員の活発な参加により盛況を極めている。 
また、今年から始まる職場内のセクシュアル・ハラスメント予防教育を、道内の外国人投資企業には無料で提供し、スタート段階から大変な反響を呼んでいる。 

外国人投資企業の対内外活動をサポートするだけでなく、企業内における外国人と韓国人との相互理解のための支援活動も行っている。暮らしや趣味、研究分野の共有を目的とする会社内の同好会への支援を行っている支援センターは、既に3つの同好会を支援対象に選んだ。 
今回選ばれた企業は、テールスターホームメール(株)、坡州電気硝子(株)、韓国タカタ(株)であり、それぞれボウリング、野球、サッカー同好会として趣味活動を目的としている。 

キム・ヨンムン外国人投資企業支援センター長は、「現在、平澤と華城地域に玄谷団地をはじめ、オヨン、ハンサン、チュパル、ポスン、ジャンアン1、2など、6つの外国人投資企業専用産業団地が半径30?q以内にあり、これら支援センターが企業へのアフターケアの中枢的な役割を担っていくことになる」と語った。 

また、「今後も外国人企業の苦情や要望事項を一番真っ先に把握し、速やかに対応していくよう努めるとともに、同事業の拡大に向けて全力を尽くす」とし、「こういう事後管理体制の整備は、外国人投資企業の追加投資を促す触媒剤ともなる」と述べた。 

今後支援センターでは、各産業団地の外国人投資企業実務者会合を持続的に開催し、より現実的な投資環境改善に向けて、手厚い支援サービスを行う方針だという。そして、総覧発行などの事業を通じて、より実効性のある支援サービスの体系化を図っていく方針だという。