ジャッキー・チェン、京畿道韓流ウッド広報大使へ委嘱

投稿日d 2008-06-10 ヒット数 5301

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京畿道は、5月28日京畿道庁にて、世界的な映画俳優「ジャッキー・チェン」を、「京畿道韓流ウッド広報大使」として任命し、委嘱牌を授与することにした。 

今回の委嘱は、日頃から韓国文化に高い関心をもつジャッキー・チェン自らの要請によるものである。彼は、韓流スターたちとも友情を深めており、韓国文化を世界へ広める役割を果たしたいとの意志を京畿道へ表明してきた。 

かつて韓国に一時滞在するほど、彼の韓国への愛情が格別なことはよく知られている。また、俳優としてハリウッドで認められている世界的なスターでもあり、アジア文化のグローバル化にも大きく貢献してきた。それだけでなく、ユニセフ広報大使として、子供やお年寄りなど、支援が必要な社会的弱者へのボランティア活動や基金活動も、積極的に展開していることで有名だ。 

彼は、1954年香港生まれで、1970年に映画「大小黄天覇」でデビュー、1970年代と80年代には「ポリス・ストーリー」「酔拳」「ミラクル」「プロジェクトA」などの映画に出演し一躍有名になった。最近出演した「ラッシュアワー3」「ドラゴン・キングダム」などの映画も大ヒットを記録した。 

今回の委嘱式終了後、5月29日には、韓流ウッド事業敷地内のイベント会場で開催される「韓流ウッドテーマパーク着工式」「韓流ウッドスタートフェスティバル」へ公式出席し、韓流ウッド広報大使として初の活動を展開することになる。 

韓流ウッドテーマパーク着工式には、ジャッキー・チェン以外にも安聖基、金允珍、金・レウォン、李・ジュンギ、金亞中、張美姫、崔・ジンシルなど韓流スター20人と、柳仁村(ユ・インチョン)文化体育観光部長官など、政界・経済界の人々も多く参加する予定だ。 

今回の着工式は、他の着工式とは違って、観光文化団地という特徴を最大限活かし、文化行事のように行うつもりだという。主な内容としては、20人のモデルが出演するハングル・ファッションショー、打楽パフォーマンス、高陽市フィルハーモニー演奏会、キャラクターショー、人気歌手ジュエリーの公演などがある。 

韓流ウッド造成事業は、京畿道が高陽市一帯(994,756�u)に約2兆8000億ウォンを投じ、テーマパークや商業施設、住居・商業複合施設、ホテル、コンテンツ支援施設、EBS放送通信委員会放送メディア施設などを設立する複合文化観光団地開発事業である。 

今回着工する韓流ウッド第1区域には、282,352�uの敷地にテーマパークと商業施設が建てられる予定だが、テーマパークにはドラマや映画撮影体験空間の「韓流スタジオ」、アニメーションとエンターテインメント施設が複合した「アニメシア」、一年中イベントとフェスティバルが開かれる「アジアガーデン」などの施設が入るという。また、商業施設に、韓流商品の販売施設や韓国芸能スクール、韓国料理スクール、韓流博物館、子供向けの教育・娯楽施設、韓国ギャラリー、ライブコンサートホール、マルチプレックス映画館などが入る予定だ。