金文洙道知事、「実り多い」3カ国歴訪から帰国
投稿日d 2008-05-07 ヒット数 5051
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金文洙京畿道知事は、25日夕方、実り多い成果を上げ、11日間にわたるアメリカ、オーストラリア、ニュージーランド歴訪から帰ってきた。
今月15日、大統領の特別随行員としてアメリカを訪問した金道知事は、物流流通分野における1兆ウォン規模の投資誘致に成功した。それから京畿道代表団と合流し、オーストラリアとニュージーランドで、オーストラリア・クイーンズランド州との交流協力の強化をはじめ、京畿国際ボートショー投資誘致説明会、世界的なテーマパーク視察、医療バイオ産業、馬産業など、多忙な日程を終えて帰国した。
特に、平澤港背後団地や南楊州一帯に世界物流トップ企業のプロロジス社からの投資を呼び込み、大統領の初防米投資誘致成功の一翼を担った。
さらに、オーストラリアでは姉妹都市であるクイーンズランド州のブライ首相とは今後緊密な協力を約束するに至った。プロロジス社から1兆ウォン、自動車部品メーカーのビショップ社から92億ウォンの投資を呼び込むなど、大きな成果を上げると共に、今後韓国観光産業の要となるべき医療やバイオ産業育成についての強い意思表明も行った。
金道知事は、プロロジス社誘致に関連し、「韓国、特に京畿道が世界的な物流ハブとして成長する可能性が大きいにもかかわらず、製造業に対する規制や物流量を各地域へ強制的に割り当てる物流規制などにより、サービス業への投資誘致が困難な状態だ」とし「製造業の投資誘致が今限界に至っているだけに、早速規制を解除しサービス業への投資誘致拡大に乗り出すべきだ」と強調した。
5日間アメリカに滞在した金道知事は、その後、19日からオーストラリアのシドニー、ブリスベン、ゴールドコーストやニュージーランド・オークランドを相次ぎ訪問した。23日と25日には、オーストラリア・ゴールドコーストとニュージーランド・オークランドで、それぞれ100人と30人の現地関係者らが出席した中、今年6月に京畿道華城市ジョンゴク港で開催される京畿国際ボートショーや海洋レジャー産業の投資環境説明会を行った。
さらに、世界海洋産業3大国家であるオーストラリアとニュージーランドの先進マリン施設と乗馬など馬匹産業を視察し、京畿道の発展方策について現地専門家らと意見交換をした。オーストラリア・クイーンズランド州首相との公式会談では、同州が成功裏に進めている小規模の自治体強制統合について強い関心を示し、ブライ首相に成功事例を京畿道へ伝授してくれることを求めた。同時に、国民の大きな関心事項として浮上しつつある英語教育に関連し、クイーンズランドと京畿道との画像システム英語教育や教育交流などについて話し合った。
馬産業育成の面においても、今回の訪問は大きなプラスとなった。オーストラリアは2002年シドニーオリンピックで、乗馬種目における海外馬の流入を防ぐため、スペインで試合を行うほど、自国の馬に対するプライドと種馬尊重に対する概念が強い国である。ブライクイーンズランド首相は、オーストラリアの種馬行事のノウハウを今後京畿道へ伝授することを約束するなど、競馬・乗馬産業、美術館の運営、石炭・鉄鋼の資源産業分野など、多様な分野において協力し合うことで合意した。
金道知事はまた、クイーンズランド州との協力の一環として、両地域間の映像産業やナノ技術分野における交流協力を強化するため、京畿デジタルコンテンツ振興院(GDCA)とクイーンズランド太平洋フィルムテレビジョン委員会(FTC)、京畿道保健環境研究院とオーストラリア国立環境毒性研究センター(EnTox)との間で、それぞれMOUとMOAを締結した。
金道知事は、今回の訪問成果について「我々には無限の可能性があるだけに、各種規制を撤廃すべきである。なかでも文化や観光、芸術、レジャーなどの分野においては、決して壁があってはならない」と訴えた。
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