京畿道、オーストラリア・ビショップ社から925万ドルの投資誘致に成功
投稿日d 2008-05-02 ヒット数 5129
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京畿道が、自動車ステアリング装置専門企業であるビショップ(Bishop)社から925万ドル(およそ92億ウォン)の投資誘致に成功した。
今月21日シドニーのマリオットホテルで行われた「京畿道‐ビショップ‐華城精密の3者間MOU」署名式には、オーストラリアを訪問中の金文洙京畿道知事をはじめ、ビショップのブルスグレー社長、崔・ビョンス華城精密社長も出席した。
ビショップ社は、京畿都市公社が華城精密と共同で造成した平澤ヒョンゴクの外国人専用団地に1850万ドルの投資を行い、まず来年初め工場が完成すると、40人の研究員と労働者を雇用し、11月ごろには商品生産に本格的に取り組む計画だという。生産に入るVGRラックバー部品は、高・低速時や駐車時に自動車ハンドルの反応を変える技術である。
オーストラリアに本社を置き、ドイツ、アメリカに事業場があるビショップ社は、ベンツなど世界の乗用車ステアリング市場のの23.8%を占めており、世界トップを走る企業だ。今後国内に進出し、TRWやモービス、マンドなど、自動車部品メーカーに自社製品を納品することになる。
金道知事は、「ご存知のようにビショップ社は、世界最高の自動車ステアリング装置技術を保有している企業である。今回、同社が華城精密と共に京畿道へ進出することによって、韓国自動車産業がアップグレードできる良いチャンスになると確信する」とし「今後京畿道において同社が更なる発展を成し遂げられるよう、私をはじめ関係者全員が積極的にサポートすることを約束する」と述べた。
また、「これまで韓国への投資が難しい面も確かにあったが、今政権が発足することによって、FTA協議が急ピッチで進められるなど、国際交流や協力が活発に行われるものと期待する」と述べた。
これに対し、ビショップ社のブルスグレー社長は「世界的な自動車メーカーの性能差別化という戦略上、VGRへの需要が毎年猛スピードで増加している。これらの投資環境へ戦略的に取り組むため、ドイツ、アメリカの生産工場につづき、今回韓国京畿道へアジア市場をもくろんで投資を行うことになった」とし「金道知事の積極的な支援約束に改めて感謝申し上げる」と謝意を表した。
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