2008京畿国際ボートショーへグローバルヨットメーカー集る

投稿日d 2008-04-10 ヒット数 5807

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今年6月、京畿道華城市ジョンゴク港にて開催される2008京畿国際ボートショーへ世界的なヨットメーカーが多数参加を申し込んでおり、今大会への関心が益々高まっている。 

スーパーヨットメーカーを含む海外166の会社が参加を希望 
4月1日の発表によると、2008京畿国際ボートショーへの参加を希望する海外メーカーの数が17カ国166社に及ぶという。これは、100社誘致という当初の目標をはるかに上回るもので、今大会に対する海外の関心が高まっていることを裏付けるものだ。特に、今大会への参加を希望している海外メーカーのなかには、海洋レジャー産業の先頭を走っているアメリカのブルンスウィックやイギリスのプリンセス、イタリアのフェラティー、ドイツのババリア、オーストラリアのシーウィンドカタマランなど、世界的に有名な会社も多数含まれており、今大会が国内初開催にもかかわらず、国際的な行事として全然見劣りしないものになると期待される。 
一方、海外メーカーがジョンゴク港で展示するボートは、3月31日現在103隻に達し、カヤックやゴムパワーボートも26隻にのぼるという。 

投資家やバイヤー、15カ国179メーカーが参加 
海外から参加する投資家やバイヤーも15カ国179社にのぼり、今大会がボートショーの主目的であるビジネス機能も十分果たせるだろうと期待している。 
彼らが取り扱う項目も、ボート製造からボート・ヨット関連部品、海洋・水上用品と衣類、アクセサリ、ボートマリナー施設など、海洋レジャー産業全般に渡っているので、国内の中小メーカーにとっても、良いビジネスチャンスになると思われる。 

韓国の海洋産業における潜在力を高く評価 
ところで、海洋先進国でもなく、今大会が初開催である京畿ボートショーへこれほど多くの海外メーカーやバイヤーが高い関心を示している理由はなぜだろうか。 
それについて、関係者はこのように分析した。 
「クォリティの高い海外メーカーを誘致するため、イギリス海洋協会(BMF)諮問団が積極的に協力してくれたお陰だと思う。そして、何よりも韓国の海洋産業の潜在力に対する海外の評価が高いためだと思う。ボートやヨットをジョンゴク港まで運搬するにはかなりのコストがかかるにもかかわらず、このように多くの企業が参加を申し込んでいる理由は、単なるビジネスへの期待ではなく、首都圏の巨大市場を確保している京畿道の海洋産業における潜在力を先取りするためだと思う」 

トラムカーに乗ってタンド港の干潟体験も楽しめる 
今回の京畿国際ボートショーには、ボートやヨットの展示だけではなく、一般来場者向けのさまざまなイベントも用意されている。なかでも注目されるのが、タンド港とヌエ島の間につくられた干潟体験場である。ジョンゴク港からタンド港までは、トラムカーで5分しかかからない。したがって、ジョンゴク港でボートショーを楽しんだ後、トラムカーに乗って、およそ800メートルに及ぶ防潮堤をドライブしてみるのも、一味変わった体験ではないだろうか。 (問い合わせ:249-4547)