金文朱知事「世界的な移民政策の成功事例を作ろう」
投稿日d 2007-11-27 ヒット数 6094
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京畿道(キョンギド)が新設国際機関である移民政策研究員を誘致した。
金文朱(キム・ムンス)京畿道知事は19日午前11時ソウル・ハイアットホテルでチョン・ソンジン法務部大臣、マッキンリー国際移住機関事務総長と移民政策研究院の設立のための覚書を締結した。
▲ 19日ソウル・ハイアットホテルで開かれた「IOM移民政策研究院の設立のための法務部-IOM-京畿道間の覚書締結式」でマッキンリー国際移住機関事務総長、チョン・ソンジン法務部大臣、金文朱京畿道知事(左側から)が手をつないで記念写真を撮っている。
移民政策研究院は移民者支援国際機関として広く知られている国際移住機関(IOM. International Organization for Migration)が新設する傘下機関である。今後国際移住に関する研究と教育、アジア地域の移民政策の共同開発のための協力ネットワークの構築、世界中の社会・経済・文化の発展に貢献する移民政策の方向提示、移民者の社会統合教育の施行に乗り出すことになる。
締結した3者は覚書の締結により ▲設立準備委員会を構成し、所属社員の合同勤務 ▲2008年度「研究院設立協定書」締結及びモデル事業を通じて研究員の設立基盤の構築や研究教育プログラムの方向及び妥当性の模索 ▲国際移住政策関連の資料と情報を共有する。
京畿道は国際移住に関する研究教育の政策開発などを担当する事になる移民政策研究院の誘致により国際機関の組織と運営ノーハウを確保することになる。そしてグローバル人材の育成など「世界の中の京畿道」としてのプレゼンスをより高められる契機になると考えている。
金知事は「韓国に居住中の外国人72万人のうち30%が京畿道に住んでいる」をとし「 京畿道に最も多くの外国人が住み、大韓民国の経済を支え、京畿道の道民として暮らしているため京畿道はどのようにすれば彼らと仲良く気楽に生活できるかについて悩んでいる」と述べた。
特に金知事は「IOM研究院と共に具体的な事例をたくさん研究し、世界的なモデルになる成功事例を作っていこう」と強調した。
移民政策研究院は2009年の始め、高陽市(コヤンシ)一山西区(イルサンソグ)チャンハン洞湖公園の前に位置したウェスト・タワー入居する予定。この地域は韓流ウッド、KINTEX (KoreaInternational Exhibition Center)、中華街、法曹タウンなど国際的な業務の文化施設と住居団地などが密接しており発展可能性の大きな地域である。
移民政策研究院は2008年中に設立準備団の構成と設立手続きの履行及び移民政策の高官の研修過程の運営などのモデル事業を経て2009年の始め正式に開院する。
▲ 19日ソウル・ハイアットホテルで開かれた「IOM移民政策研究院の設立のための法務部-IOM-京畿道間の覚書締結式」でマッキンリー国際移住機関事務総長、チョン・ソンジン法務部大臣、金文朱京畿道知事(左側から)が手をつないで記念写真を撮っている。
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[ 道知事の挨拶 ]
現在、京畿道には道民1,100万人中の2%である22万人の外国人が住んでいます。韓国に住んでいる外国人72万人のう、30%が京畿道に居住しているのであります。京畿道に最も多くの外国人が住み、大韓民国の経済を支え、京畿道の道民として暮らしているため京畿道はどのようにすれば彼らと仲良く気楽に生活できるかについて悩んでいます。今回のIOM傘下の研究院が設立される高陽市(コヤンシ)には現在既に外国人が約1万人住んでいます。
このように共に暮していく外国人を暖かく迎え入れたくても、たくさんの経験と具体的なノーハウが足りないのが実情です。今回のIOM研究院が京畿道に位置する事により外国人が多くのメリットを受けることができると同時に京畿道も恩恵を享受できると思います。
IOM研究院に具体的な事例をたくさん研究してもらい世界的な模範事例を作りたいと思います。
このように外国人に対して暖かく接する歴史的な背景は韓国が植民地を経験し、700万というたくさんの韓国人が海外に住んでいるからです。
韓国に住んでいる外国人より10倍以上の韓国人が海外に住んでいる事実を考えると韓国に住んでいる外国人をもっと配慮してこそ外国に住んでいる韓国人もその国の住民からたくさん支援を受けることができると思います。
京畿道ではIOM研究所が設立されたら行政的・財政的な支援を最善を尽くしていくことをご約束致します。外国人の皆様を心よりご歓迎致します。
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