平澤港! 北東アジア中心港への跳躍の契機

投稿日d 2007-11-12 ヒット数 5811

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京畿道(キョンギド)は平澤港(ピョンテクハン)の活性化と物の流動量を創出するために2006年度に続いて国内外の船会社、貸主、物流業者など港湾・物流関係者約200人が参加した中、「平澤港国内説明会」を開催した。 
金文朱(キム・ムンス)知事は「平澤港は大型船舶の寄航が可能な恵まれた自然環境を持っている事やや中国の主要都市との最短の距離に位置している事、背後地域に生産・消費市場である大都市が隣接している事などの地域的特性により成長潜在力が豊かである」と強調しながら「2011年まで51の船席が開発される予定であり国際的な貿易港としても十分なインフラを備えるようになるのでぜひ船会社、貸主などのたくさんのご利用をお願いする」と述べた。 
今回の行事は平澤港の広報のために平澤地方海洋水産庁長(リ・ビョンジュ)の「平澤港開発計画及び港湾運営現況」、平澤税関長(チョ・ソホ)の「通関物流サービス製作」、京畿平澤港湾公社公社の社長(ヤン・ビョンカン)の「平澤港開発支援戦略」などの説明に続いて平澤港を利用している企業が平澤港の投資及び利用の際のメリットなどの経験談を発表し、これに対し参加した物流業者の関係者が高い関心を見せた。 
1番目の発表者である世界的な自動運送船舶会社である「ユコカキャリア社」は「平澤港には輸出入活動の地理的なメリットがある」ことを強調し「北東アジア地域のハブ港に開発されることを期待する」とし政府の積極的な協力を要請した。 
次に航空物流専門企業である(株)へウGLSは「海上運送のメリットと陸上運送のメリットの調和を通じてコストを削減しLead Timeを短縮することができる」と述べて中国との貿易で平澤港を利用することで2007年の1年間航空運賃対比500億ウォンの物流費のコスト削減があったと紹介している。 

また京畿道では平澤港の活性化させるために物流処理施設のための港湾背後団地の造成、港湾利用者にOne-Stopサービスを提供できるマリーンセンターの建設、貨物誘致のためのボリュームインセンティブ制の拡大施行など多様な事業を推進していると説明しながら参加者に平澤港の利用により多くの関心と活性化に参加してくれることをお願いした。 

京畿道鉄道港湾課長(イム・ミョンジン)は「国内の港湾の中で最も高く物の流動量が増加している平澤港は今回国内の説明会を通じて平澤港が環黃海経済圏の中心的な港湾として成長していくための土台になることを期待している」と述べた。