京畿道, 3M社と8,300万ドル投資誘致のMOU

投稿日d 2007-11-01 ヒット数 5473

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米国を巡回訪問中の京畿道(キョンギド)投資誘致団が韓国時間30日に3M社と8,300万ドルの投資誘致覚書(MOU)を締結した。 

 

* 米国を訪問中の 金文洙京畿道知事が30日(韓国時間)セイントポール3M社で開かれた「京畿道-3M MOU」締結式でシン・ハクチョル3M主席副会長と協約書にサインをした後、ポーズを取っている。 

金文洙(キム・ムンス)京畿道知事は米国ミネソタ州のセイントポールの3M社本社を訪問しシン・ハクチョル3M社の副会長と覚書の締結署名式を設け、今回米国訪問の初の投資誘致MOUを成功裏に導いた。 

投資協約により3M社は京畿道華城市(ファソンシ)のチャンアン外国人専用団地8万3천千�u の敷地にLCDフィルム及び防塵マスクなど産業安定製品の生産施設を建設する計画である。3Mは今年の8月 チャンアン1団地に6,000万ドル規模のディスプレーフィルムの生産施設を竣工したことに続き今年の7月には1億4,000万ドル規模の産業安全製品施設を建設したことがある。 

新規雇用創出の面では先に建設された2つの工場を通じて500余人、今回のMOU締結で 3次工場が建設されれば200∼300人程度の追加雇用効果があるものと期待される。3Mは産業、 医 療、ディスプレー、電子、安全、輸送など広範囲に至る事業領域を有しているフォーチュン選定 世界105位のグローバル企業である。世界60余ヶ国に生産施設と200余ヶ国に流通網を持ち、全部で6万7,000余人スタッフを有している。 

京畿道に設けられる生産設備は3Mがアジア地域の産業安全製品に対する需要を考慮し施設拡充に乗り出す防塵マスクの生産分野である。3Mの防塵マスクに使用される停電化不織布は直径が10㎛以下の微細繊維が相互結合しクモの巣のような構造形態を持つ3次元的な繊維集合体である。 

金知事は3Mの全面的な投資を考えれば京畿道投資誘致団は大韓民国の代表訪問団であるといえる。これまで3Mが京畿道に見せてくれた真心と投資の熱意に感謝する」とし「3Mが単純な多国籍企業でない大韓民国の企業でありながら京畿道の企業であるため」と投資に対する感謝の意を表した。 

特に金知事は「3Mが京畿道で働こうとする時、今までのように単純な支援のみならずもっとよい土地や税制などのメリット提供しようと悩んでいる」とし「今日を契機に3Mと京畿道間の協力がより多様化し、より大きく、より広く発展できるように努力してほしい」と強調した。 

これにシン副会長は「高い関心をお持ちになって下さったおかげで3Mが韓国に結構大きな割合で投資をすることができる」とし「金知事がおっしゃった、韓国の状況と未来のビジョンの部分がとても感動てきだった。米国で我々は微力ながら最善を尽くしていくつもりである」と述べた。 

これに先立ち、京畿道の代表団はセイントポールのカーギル社を訪問し投資商談を行った。金知事はカーギル社がドイツのエヌビーオー社と手を結び、都市と農村の複合都市である京畿道の畜産糞尿処理と悪臭問題などを処理する技術を導入してくれることを提案した。またソンタンの工場を平澤(ピョンテク)に拡充移転することになれば支援を惜しまないという意志を明らかにした。カーギル社は畜産、飼料、食品分野で世界中の66カ国に15万8,000人の職員を有しているグローバル企業である。 

この他、京畿道投資誘致団は民選4期の投資誘致多角化政策により同日セイントポールの米国型超大型ショッピングモール「モール・オブ・アメリカ」の現場視察にも乗り出した。