京畿道 日本(株)アテクト社とMOU締結

投稿日d 2007-04-09 ヒット数 5368

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京畿道は投資活性化及び雇用創出と経済活力向上のために工場新·増設規制緩和を含めた9分野51課題を「2段階企業環境改善総合対策」に盛り込んでくれるように財政経済部に要請したと21日明らかにした。 

京畿道によると、「アテクト社が平澤市所在の外資系企業専用産業団地に300万ドルを投資、FPD駆動用LSI(高密度集積回路)保護用テープ生産工場を設立する」と明らかにした。 

この日、金文洙知事は午後3時50分にアテクト社の小高得央代表取締役とFPD駆動用LSI(高密度集積回路)保護用テープ生産工場の設立に関する投資了解覚書(MOU)を締結した。 

金文洙知事は調印式で外国の先端企業誘致の重要性を強調し、外資系企業がよりスムーズに事業を展開することができるように行政支援と投資環境改善事業を持続的に展開することを約束した。 

アテクト社が生産することになる保護用テープは、世界市場でアテクト社が70%を占有して業界を先導している製品で、この度京畿道への進出を通じて国内顧客社の競争力向上と直間接的な雇用創出に寄与することが期待されている。 

FPD(平板ディスプレー)で画面を表示するためには駆動用LSIが使われるが、現在FPD駆動用LSIはフィルム基盤に実装されてパネルの周りに接合される方式が主に使われている。 アテクト社が生産することになるテープはこの駆動用LSIの保護のために使われる。 

アテクト社は韓国における事業展開のために去年11月(株)アテクトコリアを設立し、京畿道との実務相談及び現場実態調査を経て最終立地を決めた。 

日本アテクト社は1969年合成樹脂製品の製造販売を目的に設立された会社で、現在は半導体保護資材事業とシャーレ、ビーカーのようなバイオ、食品、医薬品分野の使い捨て用衛生検査機材事業を展開している。 

京畿道の関係者は「京畿道は民選4期に入ってから13社から356百万ドルの投資を誘致し、 最近交渉が妥結された韓米FTAを契機に国内企業に部品、素材を供給する後方産業及び関連産業において域外国からの投資流入が期待される」と述べ、「今後とも道は該当分野の投資誘致及び増額投資を積極に誘導して行く方針である」と説明した。