京畿道、ドイツ Envio社 2千万ドル投資誘致

投稿日d 2007-03-05 ヒット数 5326

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京畿道、ドイツ Envio社 2千万ドル投資誘致 

京畿道は 2月 26日午後2時、道庁国際会議室でドイツの世界的な環境企業であるエンビオ社(ドイツケルン隣近のドルットムント所在)と 2千万ドル規模の投資協約(MOU)を締結した。 

京畿道によるとエンビオ社は変圧器汚染物質である PCB 処理施設を平沢のポスン外国人投資企業専用団地に今年の4月から着工に入って 2008年 2月に完工して上半期からは本格的な工場運営を開始する計画”と明らかにした。 

エンビオ社はドイツケルンで北に2時間距離であるドルットムント(Dortmund)に本社を置いて環境及び再生エネルギー専門企業であり、2003年世界的な電気発電所及び環境企業であるABB社の環境事業部から独立して現在世界40ヵ国に環境処理分野サービス施設を保有している名実共にヨーロッパ内の先頭走者に知られている。 

特にエンビオ社は変圧器で発生する汚染物質である PCB 処理施設進出をきっかけで今後の水処理、土壌汚染物質除去、船舶環境設備など持続的な投資計画で技術波及效果に引き続き国内環境産業分野の競争力向上にもきっかけになることと期待される。 

エンビオ社が投資する PCB(Polychlorinated Biphenyls)は各種電気製品の絶縁類、 変圧器などに絶縁度を高めるために使われる有害物質だ。 

国内には環境府基準に当たるPCB 処理専門業者や施設が全くない実情で、環境府基準による正確な施設運営者が必要な時点に適正先端技術を保有したエンビオ社が最終的に京畿道に投資を決めるようになったのは大きい意味を持つ。 

2004年ストックホルム協約加入で今年から全量収去して再処理しなければならない状況だ。 現在全国の PCB物質を保有した変圧器は韓国電力160万台を含んで全国的に360万台があり、このすべてを義務的に分析後処理しなければならない。 

京畿道は民選4期に入って変化された経済環境に相応しく投資誘致多変化戦略、誘致業種多変化などの努力を傾けている中に、エンビオ社を誘致して環境分野で投資企業を掘り出した初事例である。