京畿道、聴覚障害児童に人工蝸牛管の手術を支援
投稿日d 2006-01-25 ヒット数 6164
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京畿道は今年、15歳未満の聴覚障害児童30名を選定して人工蝸牛管の手術費用を支援する計画である。
これまで京畿道の人工蝸牛管手術費用によって2002年度には7人、2003年度は20人、2004年度は16人、2005年度には42人の総85人の聴覚障害児童たちが無料手術の恵沢を受けた。
人工蝸牛管の手術費用には2005年から健康保険が適用されて医療費負担が大幅に軽減したが、一人当たり400〜600万ウォン位所要する手術費用は、対象の家庭にとって大きな負担となっているという実情である。
そして手術が成功しても、まともに音を聞けるようになるためには、マッピング過程と言語・聴能訓練など、持続的な再活治療が必要であるが、短くて数ヶ月、長くは数年かかっている現状である。
しかし、再活治療には健康保険が適用されないので、治療のたびに3〜4万ウォンずつ自費がかかり、対象家庭にとっては負担が大きく、これが手術を避ける主な原因だと知られている。
京畿道はこのような問題を根本的に解決するために、手術確定者に対し、手術費用と再活治療費を今年度は1人当たり800万ウォン以内で全額道費から支援する一方、手術の翌年から始まる再活治療費用は対象児童が居住する市・郡から1人当たり年間300万ウォン以内で3年間支援することにした。
手術を希望する聴覚障害児童の保護者は、言語治療室などを持っている耳鼻咽喉科専門医2人以上および言語評価が可能な補助人材等を持つ医療機関で発行する手術可能確認書を、居住地の邑・面・洞に2月20日までに提出すればよい。
申請者が多い場合、年齢の低い者や施設入院障害者、また低所得家庭の在家児童などの順でまず選定されていく。
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