京畿道全谷先史博物館「国際設計公募
投稿日d 2005-11-07 ヒット数 6162
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– 全世界の建築家を対象にした設計競技 –
弾ける様な若さの躍動感が息づく国、ダイナミックコリアの首都ソウルを取り囲む京畿道には、アジアで初めてアシュレアン型握斧が発見されたことにより世界の考古学理論をひっくり返した旧石器遺跡である「全谷里(チョンゴクリ)」が、天地創造の息遣いを今もそのまま湛えたまま保存されている。
数十万年前、大地を穿いて湧き上がり、流れ流れて形成された溶岩台地の周辺を流れる漢灘江(ハンタンガン)の絶壁では、地質学的な年代の秘密が閉じ込められた地層に出会えるが、「京畿道全谷先史博物館(キョンギド・チョンゴク・ソンサ・パンムルグヮン)」は、地層絶壁を博物館内に引き入れて、現代的視線と地球の歴史が出会うタイムマシーン空間として建築する予定である。
解氷と凍結を繰り返し、今も生きている地層絶壁に対し、博物館建築物をどのように建設するかを解決すべき建築設計案は、UIA(国際建築家連盟)を通じた国際設計競技によって全世界の建築家たちのアイディアと技術力を集結させ、UIAからの公認を受けた審査委員たちによる慎重な審査過程を経て2006年3月末に当選作を確定する計画であり、当選作は、2007年までの実施設計過程を経、2009年12月に竣工される予定である。
京畿道全谷先史博物館が完工すれば、アジアで初めてアシュレアン型石器が発掘された場所であるという民族的な自尊心を鼓舞させることができ、中国や日本などの旧石器時代を凌駕する遺跡を保有することになる。
文化財を原形そのままに保存しながらも、地域経済および文化財保存の方法に新たな転機をもたらし、京畿北部地域の文化活動の中心軸として「保全」と「活用」がよく調和した観光資源となることが期待される「京畿道全谷先史博物館」の建立国際設計公募が、力量ある世界の建築家たちの闘志と斬新なアイディアを待っている。
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