フォード社購買団、韓国内の部品企業と2億5千万ドル契約商談
投稿日d 2005-10-27 ヒット数 5876
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2008 新モデル用の部品供給企業を選定するための購買団が訪韓
アメリカのフォード社(Ford)、ビステオン社(Visteon)、タワーオートモーティブ社(Tower Automotive)の購買責任者とキーエンジニアで構成された「フォード自動車部品購買団」が、2008年新モデル用の金型部品納品企業の選定次元で去る10月16日に訪韓し、一週間に亘って韓国内に留まりながら、27の関連企業との間で、現場実査を並行した約2億5千万ドルの輸出契約商談を繰り広げた。
今回のフォード購買団の誘致は、京畿道と、「韓国自動車部品展示会(KOAAshow)」の主管社であるS.TRADEが、過去2年間に亘って粘り強く推進を温めてきてた結果であり、去る9月22日に開催された「2005韓国自動車部品展示会(KOAAshow)」には、フォード社の関係者が訪問し、今回の商談会の開催計画を協議した事もあった。
特に、今回の訪問に先立ってオーストラリアを訪問するなど、オーストラリアと中国間または韓国企業との間の受注能力を評価して最終発注対象企業を選定すると伝えられている中で、購買団が韓国内の主要金型企業を実査して、これら企業の保有設備や装備そして技術力を高く評価しているということは、韓国内の企業が発注対象企業として選定される可能性が大変高いということを示すものに他ならない。
フォード社は、これまでの競争力低下の要因は高コストの金型部品にあったと結論付け、本格的なグローバルアウトソーシング(Global Outsourcing)を推進するため、LCC(Low Cost Country)部署を新設し、2004年上半期から、東南アジアの一部国家を対象に、本格的なアウトソーシングを推進してきている。
京畿道関係者は、「今回のフォード社部品購買団の訪韓は、自動車部品のグローバルアウトソーシング趨勢に従ったもので、韓国最大の自動車部品企業が所在する(217社、23.8%)京畿道が、北東アジアの自動車産業のハブとして浮上できる契機を造成したという点において、その意義が大きい。」と明らかにした。
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