京畿·忠南共同誘致団の成果大!

投稿日d 2005-10-13 ヒット数 6240

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– ドイツハンブルク共同投資誘致説明会が盛況のうちに閉幕、2千万ドルの投資誘致成果 – 

□ 京畿道と忠清南道は10月5日、ハンブルクのシュタイゲンベルガーホテルにて、ドイツ内の先端企業40社50名余りを対象に共同で投資誘致説明会を行い、盛況のうちに閉幕し、10月10日に帰国した。 

□ 投資説明会は、潜在投資企業を対象にした、地方自治団体のイメージ向上・外国人投資企業との信頼性の確保・潜在顧客の確保等の、広報に重点を置いた行事であり、自治体が外国人投資企業に提供するインセンティブ・企業活動インフラ・部品供給の現況・消費者市場の現況等と連結し、これからどのように発展していくかを説明するものである。今回の説明会は、韓国進出に関心を持つ40社余りのドイツ企業に対し、京畿道と忠南の投資現況と支援制度を説明することに意味があった。 

□ この日に開催された京畿・忠南間の共同投資説明会では、両道が首都圏および首都圏背後都市として大変発達したインフラや、各種の外国人投資支援制度を持ち合わせ、世界最大の消費市場である中国を背後に置くという投資メリットの高い地域であることを強調しつつ、両道の戦略産業であるIT・自動車部品産業に対して積極的に投資してくれるよう、韓国内の自治体としては初めて共同で投資誘致説明会を通して要請した。 

□ 投資説明会に参加した企業中、Z社、E社、C社等5企業は韓国進出に高い関心を持つ企業で、今後も持続的に協議することに決める等、可視的成果を上げた。特に、この中の自動車部品会社であるZ社は、現代(ヒョンデ)自動車の供給に多大な関心を表明し、10月中に投資関係者が韓国を訪問して商談することを決め、バイオ・新薬開発のためのテスト業者であるE社は、水原(スウォン)バイオセンターに関心を見せており、今年の11月中に訪韓し、その際にバイオ・ナノセンターツアー等をもち、追加商談をすることにした。今回の商談中、Z社等の企業との商談により、2千万ドル以上の投資誘致成果を上げた。 

□ これ以外にも、開発誘致活動を通し、ドイツの特殊コーティング業者であるH社、自動車R&Dおよび部品会社であるT社、イタリア金属包装機械生産業者であるG社等と投資商談を繰り広げた結果、来年上半期中に投資が成立し得るという肯定的な返答を導き出すことに成功した。特にこの説明会には、ハンブルク州と市政府関係者、そして自動車および電子等の関連協会の関係者たちも参席し、熱い関心と熱っぽい雰囲気の中で進行した。 

□ 今回の共同投資誘致団の海外活動の最も大きな意義は、忠南道と京畿道間の戦略的提携を通し、自動車・ディスプレー産業等、両道に亘る超広域クラスター造成のための基盤を固め、外国人投資誘致分野での過度な競争を止揚し、相互が脆弱な分野を補完して共同発展の土台を築いたという点において、大変意義が大きいと言えるだろう。