とどまることを知らない海外先端企業の投資誘致
投稿日d 2005-08-14 ヒット数 6104
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アメリカAxesstel社のハイブリッド端末機製造工場 2千万ドル投資確定
– とどまることを知らない海外先端企業の投資誘致 -
○ 孫鶴圭(ソン・ハッキュ)知事を団長とする京畿道先端企業誘致団は、8月12日から8月14日までの無泊3日の短い日程でアメリカを訪問し、企業との投資誘致協約および投資商談、UKC(USA-KOREA CONFERENCE)在米科学者学術会議2005の行事に参席し、8月14日午前6時に仁川空港から帰国した。
○ 誘致団は現地時間8月12日午後、カリフォルニア州アーヴィンのハイアットリージェンシー(Hyatt Regency)ホテルにて、城南市盆唐(ソンナム市ブンダン)ベンチャータウンに4千万ドル規模のR&D施設を投資する了解覚書を Axesstel社との間で去る3月に締結してからわずか5ヶ月ぶりに、京畿道華城市長安(ファソン市チャンアン)1産業団地の1万坪に2千万ドル投資規模のCDMAハイブリッド端末機工場を追加建設することで合意し、
続いて電子光学システム会社であるB社と投資商談を行うなど、去る3月と6月に引き続き今年度3回に亘りアメリカ・カナダで33社1,215百万ドルの成果を得た。
○ 今回の投資誘致が確定したAxesstel社は、サンディエゴに本社を置き、固定無線端末機を生産して第3世界の国々に電力輸出をする会社であり、2003年に11百万ドルであった売上高が2004年には62百万ドルへと588%増加するなど堅実に成長をしており、
○ 国土が広くて有線通信網の構築に限界があり、無線通信機器の需要がますます急増してきている中国やインドをターゲットに成長する可能性の非常に高い企業であり、京畿道の優秀な人材のための職場創出はもちろんのこと、地域経済の活性化に貢献するものと期待される。
○ 一方、京畿道は、2002年7月から今年7月までに81企業132億ドルの投資を誘致してきており、開発事業第一の投資誘致に重点を置かず、LCD・自動車部品・IT・NT・R&D分野などの先端業種の誘致で現在までMOU締結後の実際履行率が67.2%に達するなど、誘致イコール投資という実質的な成果を挙げてきており、これを踏み台に63千名の有能人材の職場創出を実現した。
○ 京畿道のこのような善戦の背景には通算2年かかる産業団地の指定を6ヶ月に短縮させた行政革新があったことが善戦の根本要因になったと見ている。また、技術移転効果が高く地域経済への波及効果が大きい先端企業を選りすぐって投資を導き出した点も成功の要因とみている。
○ 投資誘致活動と併せて孫知事は、カリフォルニア大学アーヴィンキャンパスで開かれた在米科学者たちの年例学術大会UKC2005の行事に、黄禹錫(ファン・ウソク)教授、朴基栄(パク・キヨン)科学技術補佐官、ハンナラ党徐相箕(ソ・サンキ)議員と共に参席し、「3万ドル時代の鍵:科学技術強国」という主題で講演した。
○ この日の講演会で孫知事は、今までの模倣技術による先進国追いつき(Catch-up)戦略では先端科学技術の競争時代において成長動力が枯渇するしかないということを認識して、IT・BT・NTという巨大なブルーオーシャンを先占する必要性を力説し、
○ このための戦略として、開放化・世界化の追求、先端R&Dへの集中投資、科学技術人材強国の建設などを提示し、これらを実現するための課題としては、先端技術分野におけるグローバル企業の積極誘致、グローバルR&Dクラスター化、部品素材の核心技術の国際競争力確保などを提示した。
○ 特に、京畿道が現在までに投資誘致した7世代フォトマスクを最初に生産したホヤ社、世界水準の高輝度技術を保有する3M社、最久水準の真空技術を保有しているアルバック社などの外国先端企業を誘致するために全力投入してきた最も大きな理由は、単なる資本の誘致という次元ではなく、競争力を持った先端技術の誘致にあったことを強調した。
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