「京畿R&DB(研究開発ビジネス)センター」建立鍬入れ

投稿日d 2005-07-25 ヒット数 6547

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光教テクノバレーの最先端R&Dハブ的役割担当 

京畿道は水原市二儀洞(スウォン市イゥイ洞)光教テクノバレー内に研究とビジネスの産室となる最先端R&DBセンターを建立するための起工式を来る7月26日に執り行う。 

京畿R&DBセンターは、外国研究所および国内有数企業を誘致して京畿道の最先端産業の競争力を強化しようと、総事業費478億ウォンを投入して京畿中小企業総合支援センター内に5,600坪の敷地上に総建坪9,500坪(地下2階、地上7階)規模で建立するもので、来る2006年12月完工を目標にしている。 

特に今回建立される京畿R&DBセンターは、外国の先端企業と研究所の誘致のための空間を提供することによって、京畿道が力点を置いている海外投資誘致に起爆剤となりうるものと期待される。また、京畿R&DBセンターは、必要時には、国内業者の入所や創業保育と研究開発支援に必要なSOCを提供することになる。 

それだけでなく、京畿R&DBセンター近隣に入る光教テクノバレー産学研先端R&D(研究開発)団地では、すでにナノ素子特化ファブセンター、京畿バイオセンターが建設中にあり、黄禹錫(ファン・ウソク教授)バイオ臓器研究施設、ソウル大学次世代融合技術研究院なども2007年までに竣工する計画にあり、相互協力と共同研究開発、地域及び関連産業との横的なネットワークの構築支援などを通して韓国R&D産業を引っ張っていく先端産業技術分野のメッカとして定着するものと期待される。 

また、板橋(パンギョー)新都市に20万坪規模の「板橋IT業務地区」の指定を通じて国内外の産学R&D施設の誘致、IT革新技術などを導入し、未来志向的な先端知識産業都市として育成し、京畿中小企業総合支援センター、京畿TP(テクノパーク)および京畿デジンTPを主軸とした産学研地域核心拠点の役割を遂行し、中小企業の競争力を一層強化させる計画だ。 

一方、京畿道は過去3年間に81企業132億ドルの海外先端産業を誘致した実績があり、この先も、IT、BT(Bio Tech)、NT(Nano Tech)、融合技術、R&D分野を積極的に拡大する予定で、外国先端産業研究所が入所する京畿R&DBセンターの役割が大きく注目されている。 

この日の起工式に参席した孫鶴圭(ソン・ハッキュ)京畿道知事は、「京畿R&DBセンターが完工すれば、世界的な革新技術主導業者を誘致して、R&Dおよびビジネスの革新を促進できるよう全幅的な支援をし、ここから開発された技術の移転と商用化を通じてまた別の優秀な研究機関と企業、研究人力たちが集まるようにすることにより、光教テクノバレーを善循環的な『学習地域(learning region)』として発展させていく」という京畿R&DBセンターが担当する今後の役割とビジョンを提示した。