『男女平等と情報通信技術』国際フォーラム開催

投稿日d 2005-06-16 ヒット数 6175

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– Forum on ICTs & Gender for WSIS2005 – 

京畿道、淑明女子大、アジア太平洋女性情報通信センターは、35カ国余りの約150名の留官国際機構、学者、NGOの国内外専門家たちと共に来る6月24、25日の両日に亘り、淑明女子大と京畿道女性能力開発センターで『男女平等と情報通信技術』国際フォーラムを開催する。 

ICTs & Gender フォーラムは、情報通信技術の発達と急変する知識情報化社会パラダイムにおける女性の経済勢力化と社会変化の能動的参与法案を論議するためのもので、去る2003年8月にはマレーシア政府がマレーシアクアランプール(www.globalknowledge.org/gender2003)で幾つかの国際機構と共同で開催したことがある。 

今回のフォーラムは来る11月にチュニジアで開かれる2005知識情報化社会世界サミット(WSIS)女性分科を通して発表される、情報社会のための「男女平等宣言文」採択のための事前専門家会議(Preparatory Expert Group Meeting)で、韓国社会の女性情報リーダー輩出の産室である淑明女子大アジア太平洋女性情報通信センターと共に京畿道女性能力開発センターが開催するという点で、その意義が大変大きい。 

特に、今回のフォーラムではICTとGender分野の世界的専門家たちが、女性人的資源開発分野の世界的な最優秀モデル(An Excellent Model For Women Resources Development)として注目を受けてきた京畿道女性能力開発センターを初めて現場訪問し研究する時間を持つ計画だ。 

京畿道女性能力開発センター(www.womenpro.or.kr)は1997年の開所以来、女性IT/CT専門教育、女性創業支援および女性情報ネットワーク構築事業を持続的に発展させてきた結果、UNDP、UNESCO、UNDAW、APWINCなどから女性人的資源開発優秀事例として選定されたこともあった。 

去る2003年に第1次総会を持った知識情報化社会世界サミット(WSIS)は、国際情報通信連合(International Telecommunication Union)とUN総会(2001)決議に従い、ITU主管で2年ごとに開催される国際フォーラムだ。しかし、情報格差により女性貧困が深刻化して平等社会進入が困難になっている現況を勘案し、2000年から情報通信技術分野での性認知的視角と性主流化を実現・繁栄しようと、政府機関と国際機構、民間団体などが共に女性分科(Gender Caucus)を組織するに至った。 

従って京畿道女性能力開発センターは、第1次総会女性分科でアジア太平洋地域優秀事例として招請を受けて発表して以来2年ぶりに、第2次総会(WSIS)女性分科に上程される情報社会のための「男女平等宣言文」が採択される『男女平等と情報通信技術』国際フォーラムを直接共同開催することで、IT強国という国家位相の向上と共に、男女平等の経済社会発展という国際的アジェンダをリードする求心点として浮上するものと期待される。 

今回のフォーラムには Utari Budihardjoインドネシア科学技術部次官補、Kayoko Shibata世界銀行知識管理専門家、ITU事務総長Mr Utsumi、キム・ウンジュITUアジア太平洋地域専門委員、ユ・チャギョンUNESCAP人口情報およびコミュニケーション分科議長などの女性情報化関連海外著名人士たちが発表者として参加し、孫鶴圭京畿道知事、キム・エシル国会女性委員会委員長、イ・サムヨル、ユネスコ韓国委員会事務総長などの国内人士が参席する予定だ。 

行事後には京畿道龍仁(ヨンイン)の韓国民族村を訪ね、韓国伝統文化を体験する時間も持たれる予定だ。