外国先端企業「韓国日鉱マテリアルズ」工場竣工

投稿日d 2005-05-19 ヒット数 7593

コンテンツ

−IT·LCD·PDP関連核心装置の国産化、120人余りの新規採用− 

5月19日、平澤市青北面(ピョンテク市チョンブク面)に位置する魚淵閑山(オヨン・ハンサン)産業団地では、日本外資企業日鉱マテリアルズ韓国工場竣工式が、孫鶴圭(ソン・ハッキュ)京畿道知事、岡田昌憲(株)日鉱マテリアルズ社長、大野守一(株)韓国日鉱マテリアルズ社長など150名余りが参席した中で開かれた。 

これは、去る2004年6月1日に孫鶴圭京畿道知事が日本に所在する(株)日鉱マテリアルズ本社を訪問し投資協約を締結してからわずか11ヶ月のことだ。この会社は今年で創業100周年を迎える伝統を誇る企業として全世界ディスプレイ用ITOターゲットの50%を供給している超一流企業だ。 

※ ITO(Indium Tin Oxide) ターゲット  LCD、PDP、有機ELなど、平板ディスプレイの核心素材。平板ディスプレイ基版ガラスの上に酸化インジウム(ITO)膜をコーティング処理し、伝導性と透明性を高める。 

日鉱マテリアルズの確実な技術力は、60件余りに達する先端技術特許を保有しているという事実を通しても理解できる。 

孫鶴圭京畿道知事は祝辞を通し、外国企業の先端技術と京畿道の優秀な人的資源が効果的に結合して巨大なシナジー効果を発揮した事例だと指摘し、このような世界的企業が京畿道に進出することになったことは、京畿道地域の発展は勿論、韓国の繁栄の為にも大々的に歓迎すべきことで、韓国のIT−LCD分野の技術力提高と雇用創出、地域経済活性化に大きく寄与するものだと強調した。 

この会社の生産品はサムソン電子やLGフィリップスなどに納品され、新規に120人余りの事務および生産職勤労者を採用する計画だ。