道、年始から中小企業海外マーケティング支援に拍車

投稿日d 2005-01-27 ヒット数 5592

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-日本、ドイツで1,083万ドル契約成果達成 – 

京畿道は、日本で開催されるアジア最大電子部品専門展示会であるインターネプコンワールドジャパン展示会(Internepcon World Japan 2005)に参加したのに相次ぎ、最近ヨーロッパ地域で販売量が急上昇中の韓国自動車人気を戦略的に利用して道内の自動車部品製造業者をドイツ地域に派遣することで、日本及びドイツなど先進市場にもかかわらず3,827万ドルの商談実績と1,083万ドルの契約成果を収めた。 

去る1月19日から21日までの3日間日本で開催されたインターネプコンワールド展示会は、先端IT機器生産・実装関連電子部品技術専門展示会で、各種装備及び電子部品の素材部門において我こそはという業者ばかりが集まって出品、電子部品の最新動向を一目で把握できることが特徴で、参加企業は989社、参観客は5万7,000名を超す大規模展示会である。 

国内では初めて京畿道が道内半導体関連装備及び消耗品製造業者8社を韓国館として参加させ、日本の先進技術にも見劣りしないほど優秀な技術力と品質を認められて、今回の展示会参加成果が漸進的に大きく拡大するだろうと楽観している。 

1月13日から20日までの7日間、ドイツ地域に精鋭の自動車部品通商促進団として4つの業者を派遣し、自動車生産の本場ドイツのシュシットガルト、ベルリン、ミュンヘン、ドルトムント、ドレステン等ドイツの全地域に分布する自動車製造業者や関連電子業者とホテルにて団体商談する既存のシステムとは違い、今回はバイヤー会社を直接訪問して商談する方式で運営した。 

その結果、平素の商談ではとても出会うことのできないグローバル企業のロバート・ボッシュ及びボッシュアンド・シーメンス等の購買担当者と研究陣を直接訪問、会社別に平均3~4時間前後の意義深い対話を通して設計図面とサンプルオーダーを受けるなど、3,400万ドルの商談成果と一千万ドルの契約成果を上げ、年始にはまさか想像だにしなかった成果を上げたことに対し、参加企業は興奮冷めやらぬ様子である。 

京畿道関係者は、道内輸出製造企業支援は別の新たな仕事を創出するための事業の根幹であって、地域経済活性化の火種となるとの意見を披瀝し、道税収減少等の困難な財政与件にも拘らず、海外マーケティング支援予算を前年度比20%程増額編成する等、2005年度には益々海外マーケティング支援に拍車を掛ける計画だと明らかにした。