世界最大 TFT-LCD 液晶企業、京畿道 平澤に投資決定

投稿日d 2005-01-13 ヒット数 6125

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– ドイツ Merck社 1,000万ドル 追加投資 – 

TFT-LCD 液晶製造企業であるドイツのモーク社が、京畿道の粘り強い企業誘致の努力の結果、次世代液晶製造、 R&D施設を平澤の 浦升産業団地内に設立することと、ドイツ本社でDr. Bernhard Scheuble(ボナード・シュエブロ) モーク会長が出席したなかで、化学分野総括、アジア地域を担当する Dr. Thomas Schreckenbach(トーマス・シュレクンバフ) 副会長と孫鶴圭京畿道知事間で、投資契約を締結した。 

モーク社は契約と顔料、生命科学、特殊精密化学及び、TFT-LCDの基礎素材である液晶を生産する企業で、液晶分野において世界市場をリードする世界最大企業だ。 従って、モーク社の安定的な液晶供給は TFT-LCD市場を主導する為に、努力している韓国のディスプレイ製造メーカー企業たちには必ず、 担保しなければならない必須要件である。 

今回のモーク社の次世代液晶生産施設確保のため1,000万ドル規模の投資決定は、LGフィリップス、三星電子を含め国内ディスプレイ完成品業社に、 LCD基礎素材である液晶の安定的な近距離供給基板提供、価格競争力再考を通した世界市場先占を可能にする要素になる点で、その意味が大きいと予想される。 

モーク社は去る2000年、平澤 浦升産業団地にモークアドバンステクノロジース(株)を設立し、液晶の研究開発、生産、品質管理、マーケティング業務を担当し、アジア地域で追加投資計画に関する動向を、京畿道で監視し数次にかけてドイツ本社経営陣を対象に、 “平澤港とくっついている平澤浦升産業団地は、LGフィリップス、三星電子のTFT-LCD生産ラインは勿論、中国と台湾までの物量供給が可能な東北アジアのHub産業団地であると説得する一方、孫 鶴圭 京畿道知事が直接企業を訪問、今後の支援意志を打ち明けることにより、電撃的に京畿道に投資者確定された”と言う。 

孫鶴圭 道知事は、 MOU終了後、インタビューで“今度モーク社誘致以外にも、京畿道はその間、TFT-LCDで国家経済の今後の10年を堅固にする牽引車の役目を果たすという信念でLGフィリップスを筆頭に、LCD装備業社であるアルバック、原資材企業であるチッソ・ニコモマテリオル・日立金属・ミクニカラー・ASEなど30余のグローバル先端企業を誘致して、韓国がTFT-LCD産業において世界の中心になる重要な役目をした”と“2005年度には国家経済の50年を堅固にできるバイオ及びR&Dのような知識産業育成に焦点を合わせて、外国の優秀企業を誘致してまずその基盤を押し堅めて、国内連関産業が成長するように努力を惜しまない”と言った。