京畿道海外企業誘致団、ヨーロッパ訪問初日 310百万ドル投資商談 成功

投稿日d 2004-07-08 ヒット数 5758

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– ドイツ最大の基幹産業企業 ティッセンクルップ社(Thyssenkrupp)誘致 -ヨーロッパ地域先端企業の誘致を通じ、良質の雇用を創出し技術と経営における先進化を図ろうと、ソン・ハクキュ京畿道知事を団長にヨーロッパ地域を巡廻中の京畿道海外企業誘致団が投資商談の初日である7月5日(月)、ドイツのデュッセルドルフでドイツ最大の基幹産業企業であるティッセンクルップ社(Thyssenkrupp)を始めとする2社と310百万ドルにのぼる大規模投資商談を成功裏に収めた。今回、投資協約を結んだティッセンクルップ社(Thyssenkrupp)は鉄鋼、サービス、昇降機、自動車部品などの事業部門の売り上げが年間52兆ウォンに達し、全世界70余りの国で19万人以上の雇用を提供しているグローバル企業として、特殊鋼製造及び応用分野で秀でた技術力を認められているドイツ最大の、そして基幹産業において世界3大企業の一つとされる企業である。特に、今回浦升(ポスン)産業団地内に設立することを協約した生産施設は、その90%以上を日本とヨーロッパからの輸入に依存している半導体用リードフレーム(Lead Frame)を大量生産し国内の半導体企業に納入する予定で、輸入代替効果もさらに拡大すると期待されている。さらに、数億ドル規模の投資を検討しているA社は京畿道内の数万坪の敷地のほかに、LCD部品を生産する大規模な施設の新築を8月末までに最終決定する予定であり、LCDクラスターの加速化はもちろん、新規雇用創出を通じた経済安定化に大きく寄与することと期待されている。京畿道の関係者は「A社が‘今まで京畿道がLGフィリップスLCD工場誘致を契機に推進してきたグローバルLCD部品生産メーカーの誘致活動の成果’であるという点でその意味は大きく、今後京畿道は世界のLCD産業の中枢となっていくだろう」という展望を示した。実際、2003年下半期から京畿道は日東電工、HOYAを始めとする世界的なLCD部品生産メーカーを10社ほど誘致し、京畿道が世界のLCD部品業界における「メッカ」となっており、ドイツのA社が工場の設立を決定した場合、今年上半期に投資を決定した日本企業等に続き、ヨーロッパ企業の京畿道流入ラッシュを招くことと期待される。