ドイツ・ウィチェンマン社、都内工場建立確定

投稿日d 2003-07-01 ヒット数 5346

コンテンツ

ヨーロッパを訪問しているソンハッキュ京畿道知事は6月28日アメリカのボーグワーナー社と追加投資誘致相談を成功的に終えて、今日、ドイツ・ウィチェンマン(Witzenmann)のゲハド(Dr. Floeck Gerhard)社長と京畿道内工場建立を最終確定して入住契約を締結した。 

この日、ウィチェンマン社は京畿道が開発した平沢(ピョンテク)のオヨン・ハンサン外国人投資企業産業団地内に自動車部品工場であるメタルベルローズの建立に必要な敷地13,000㎡に対する入住契約を締結し、今年までに約 1,200万ドルを投資することに決めた。 

今回のウィチェンマン社との入住契約締結は、去年6月ウィチェンマン・コリアが外国人投資企業産業団地内に初めて関心を表明した以来、1年ぶりに成り立ったことで、最終候補地域は韓国、中国、日本などだったが、苦心したあげく、京畿道に工場を建立することに決めた。 

また、ゲハド社長は韓国に対する今後の事業計画を説明する席で、ウィチェンマン・コリアを中国、日本、タイ、台湾を統べるアジア地域本部に指定することと同時に生産、購買、研究機能を兼備した核心拠点地域としても育成するつもりだと言った。 

京畿道のある関係者は工場建立が確定されたメタルベルローズ以外にも、現代自動車と起亜自動車にそれぞれ年間70万個、16万個以上を供給しているイックスペンションゾイント及びメタルホース部品に対する追加投資と、ウィチェンマン社のアジア地域 R&D Centerの建立敷地を京畿道に誘致できるように持続的な努力をするつもりだと言った。また、今回のウィチェンマン社の投資決定は、ドイツ内の他の自動車部品会社にも京畿道の投資環境に対する関心を高め、ドイツ企業の投資を拡大できるきっかけになったと言った。