東北アジアの展示・コンベンションのメッカ、韓国国際展示場

投稿日d 2003-05-21 ヒット数 5994

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◦ 21世紀高付加価値の先端展示・コンベンション産業の中心地に 

京畿道は高揚市に建立する韓国国際展示場(KINTEX)の起工式を21日同市のイルサン区展示場敷地で持ち、高付加価値のコンベンション産業の中心地に成長する基礎を設けた。この日、韓国国際展示場起工式はソンハッキュー京畿道知事、ホン・ヨンギ京畿道議会議長、ガン・ヒョンソック高揚市長、KOTRA オ・ヨンギョ社長、及びユン・ジンシク産業資源部長官、国会議員、道義員、市議会議員、主要人士たちと地域住民など約1,000人が参席、展示場に対する中央・地方政府、及び関係機関の大きい期待を実感させた。 

コヤン市イルサン区デファ洞の23万坪敷地に立てられる韓国国際展示場は、その1段階として2005年3月までは7万3千坪敷地に1万7千坪の展示場と18,000坪の附付帯施設を建立することに続いて、2013年まで総3段階に分けて東洋最大規模の展示団地が作り上げられる。京畿道とコヤン市、大韓貿易投資振興公社の共同で、国策事業として推進されたこの展示場は、これから首都圏の展示空間不足解消とアジアの貿易展示・情報中心地の役割りをすることになる。展示面積も1段階工事だけがKOEXの約2倍規模である。 

またKOEXはコンベンションと国内展示を主にして運営されているが、韓国国際展示場は大型・国際展示会を中心に運営される予定で、差別化した展示空間として定着することになる。1999年社団法人大韓国土・都市計画学会の研究によると、直接的な生産効果である建設、及び施設運営側面の生産額が総4兆69億ウォンで、雇用創出は約10万3,000人に達することと分った。 

◦ サッカー場6倍の大規模展示空間ができ 

展示施設と交通余件─韓国国際展示場の主要施設を見れば、展示施設が立ち入る1階は5ヶホールでサッカー場広さの6倍に達する大規模の断層展示空間となっている。2~3階は会議室で、2千席の大会議室とVIP会議室などで構成されている。また支援システムには先端保安・防炎システムを導入しているし、近隣との連係で総6千台を同時に駐車できる施設を備えている。特に交通余件は、ここ展示場から46km離れている仁川国際空港と25km距離のソウルまでは40分、18km距離の金浦空港までは20分でつくことができる最適の交通インフラを備えている。これと共に自由路と展示場を連結する往復10車線の専用道路を2004年末の完工を目標として建設推進中であり、また展示場とソウル市のサンアム洞を連結する第2自由路の新設、ギョンウイ線の複線電鉄の早期完工、地下鉄9号線の連結などの陸路交通網が拡充される。 

最終的には仁川・金浦空港利用の便利性で、韓国は勿論、世界どの国からも接近が容易な最適の交通インフラを構築するつもりである。京畿道は2005年展示場が竣工されれば、貿易展示分野の国家競争力を引き上げるには勿論、地方経済活性化にも大きく寄与するはずと期待している。一方、ソンハッキュー京畿道知事はこの日、祝辞を通じて、歴史的な起工式を持つことになったのは京畿道が「世界の京畿道」を目指して力強くはばたいていることだといい、これから展示・コンベンションを通じた貿易、情報、国際交流のハーブとしての役割りを担当、東北アジア経済の中心を実現するに大きく寄与するだろうとコメントした。