京畿道の郷土料理を探しに行こうか?食欲の秋にぴったりな農家の美味しいお店10か所を推薦

投稿日d 2018-11-02 ヒット数 417

コンテンツ

赤い紅葉が彩る季節、どこかへ旅立ちたいという気持ちが湧き上がるはずだ。旅行の楽しみの一つといえば、やはり食べ物。本格的な秋の旅行を計画している方にオススメなのが、京畿道農家の美味しいお店だ。

農家のおいしいお店とは、各地域で生産される農産物と直接生産した食材を使い、郷土料理メニューを開発・販売する農家の食堂のことである。郷土料理として味だけではなく健康にまで気を配っているのはもちろん、農村体験や宿泊もできるという長所がある。

京畿道農業技術院は郷土料理資源化のため、2009年から2016年まで京畿道内の農家の美味しいお店10か所を選定し、郷土料理メニューの開発や商品化、郷土料理と連携した体験プログラムを開発し、農家の経営に必要な専門家のコンサルティングを支援したことがある。秋の旅行中に一度は訪れる価値のある京畿道農家の美味しいお店10か所を紹介する。
 

doldaengi-seokchongol-is-located-in-hobeop-myeon-of-icheon-city

利川の「トルデンイ石村ゴル」は、利川市戸法面に位置しており、正月に豊年を祈願した郷土料理「稲俵餃子」を代表メニューにしている。さらに、利川地域で生産される大根である「ケゴル大根」を使った料理も味わえる。五福稲俵餃子、きなこ餅作りなどの体験プログラムが準備されており、周辺の観光地としては利川農業テーマ公園、山茱萸村、利川雪峰公園などがある。
 

cheongsan-myeongga-located-in-sinbuk-myeon-of-pocheon-city

抱川市新北面にある「青山名家」は、30年の歴史を持つきのこ農場から収穫した多様なきのこで、淡白で美味しいきのこ鍋定食、きのこしゃぶしゃぶ料理を作ってくれる。周辺にはハーブアイランド、清渓山、山井湖などの観光名所も多い。
 

bongbawi-rock-located-in-joan-myeon-of-namyangju-city

南楊州市鳥安面にある「ボン岩」は、新鮮な有機栽培野菜で作ったメウンタン(魚の辛味スープ)、直接漬けた味噌を使ったメクチョックイ(豚肉のテンジャンソース焼き)やトルロギムクパプ(どんぐりこんにゃくご飯)などがある。周辺には、祝霊山自然休養林、茶山・丁若鏞遺跡地、南楊州総合撮影所などの観光地がある。
 

high-house-views-is-located-in-gochon-myeon-of-gimpo-city

金浦の「古家風景」は、金浦市高村面に位置し、黄海道白川趙氏一門の33代宗婦が披露する宗家料理と、蓮根を使った蓮根トッカルビ(粗挽きカルビ焼き)、蓮根料理定食を味わうことができる。直接菜園で栽培した有機農野菜と、直接発酵させた酢を使うのが特徴だ。周辺の見どころとしては文殊山、龍華寺、泰山ファミリーパークなどがある。
 

tori-saem-in-yeoju-city

驪州の「トリセム」は農家の食堂とペンション、カフェを一緒に運営していて、家族連れの訪問に最適だ。クヌギと堅炭で5時間以上焼いたバーベキューに、直接栽培した野菜で作った海鮮チャプチェのピーナッツソース和え、紫芋チョン(チヂミ)などを一緒に食べる郷土料理が用意されている。周辺の見どころとしては世宗大王陵、神勒寺、明成皇后生家、驪州プレミアムアウトレットなどがある。
 

yangpyeong-countys-kwangiwon-is-located-at-the-entrance-to-yongmunsan-mountain

楊平の「クァンイウォン」は龍門山の入口にあって、龍門山銀杏の前菜とお粥、チョン(チヂミ)、チョングクサンチェ(納豆味噌山菜)サラダ、桑の葉蒸し餃子、柚子サワラ焼きなどの健康食が楽しめる。近隣の見どころとしては龍門山観光団地、洗美苑、トゥルコッ樹木園、トゥムルモリなどがある。
 

at-mamkkot-in-yongin-city

龍仁の「マムコッ」は白岩スンデ、パッチジャン(ソース)、龍仁キュウリの漬物など、龍仁の郷土料理に出会うことができる。代表的なメニューとしては、白岩スンデ(豚の腸詰め)、韓方ポーク焼きと牛プルコギをメインとする龍仁三合が楽しめる農家の食卓がある。周辺の観光地としては韓宅植物園、龍仁テーマパーク、韓国民俗村などがある。
 

maehwadang-in-yangju-city

楊州の「梅花堂」は韓屋ペンションも併設しているため家族旅行に適しており、庭と花の木を眺めながら楽しめるヒーリング空間だ。代表的なメニューとしては、楊州で生産された豆で作ったステーキとメクチョックイ(豚肉のテンジャンソース焼き)がある。昔、東海岸の海の商人が楊州で休んでいく時に、酔い覚ましのために作って食べていたヨンプ粥も味わえる。周辺には白寿鉉(ペク・スヒョン)伝統家屋、白仁傑先生の墓、朝鮮松林散策路などがある。
 

an-ok-hwa-gallery-in-icheon

利川の「アン・オクファギャラリー」は、薬膳料理をコース料理へと差別化させた健康中心の農家のお店だ。旬の薬草を利用したサラダと高麗人参を含む約20種類の薬草、アワビ、エビなどの海産物でとった出汁に、地鶏、旬のきのこが入ったボヤンタン(保養スープ)など、家族での集まりに人気のメニューを披露している。また、発酵液作り、天然酢や正果作りなどの体験ができる。
 

at-anseong-citys-sunrise-morning

安城の「日が昇る朝」では直接育てた黒ヤギと地域で生産された新鮮な食材を使って作った黒ヤギ料理、干し菜豚肉メウンチム(辛味蒸し物)、各種の旬の野菜で作ったおかずなどが楽しめる。周辺の見どころとしては、安城マッチュムランド、竹州山城、ファームランド、双弥勒寺、石南寺、瑞雲山などがある。