道の通商促進団、中南米市場で1,553万ドル相当の輸出契約の見通し

投稿日d 2019-05-17 ヒット数 267

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○ 京畿道のFTA活用中南米通商促進団、4月28日から5月9日まで中南米3国に派遣

○ 10社支援、相談186件輸出相談3,522万ドル、契約推進160件1,553万ドル

 

 

4月28日から5月9日までメキシコ、ペルー、コロンビアを訪問した京畿道中南米通商促進団が、計186件のビジネス相談を達成して、1,553万ドルの輸出契約が有力だ。

この通商促進団は、中南米市場進出を希望する▲C&N Cosmetics(株)、▲(株)PaxGenBio、▲(株)SEWHACNM、▲ダウンメディカル、▲㈱AIRTEC、▲C&C Cosmetics、▲㈱RITS-N、▲㈱MK生命科学、▲株式会社WELTECH、▲DHTなど道内の中小企業10社で構成された。京畿道と京畿FTA活用支援センター、KOTRAは現地バイヤーとのマッチング、相談の場所、通訳などを支援した。

通商促進団は、メキシコのメキシコシティ、ペルーのリマ、コロンビアのボゴタを訪問して輸出相談会を開催した。その結果、メキシコで54件1,171万ドルの輸出相談実績と50件643万ドルの契約推進、ペルーで71件1,226万ドルの輸出相談実績と55件448万ドルの契約推進成果を各々記録した。また、コロンビアでは、61件1,124万ドルの輸出相談実績により、55件461万ドルの契約推進成果を収めた。

浄水器と水素水生成器を生産する㈱WELTECHは、メキシコ3社と8,810ドル規模の初期注文とコロンビア3社から36万ドル規模の注文を受け、現場で業務協約を結んだ。イ・ナムソク副社長は、「3度目の中南米地域への通商促進団参加を通して、遂に中南米市場で実際の輸出へつながる必要製品を知ることができた。通商促進団のようなイベントを通して現地市場への参加し続ける道こそ、海外市場を正しく把握して輸出に成功する道だ」と述べた。

京畿道通商促進団に初めて参加した溶接機製造企業DHTは、大半が高価な米国・欧州産を使用する、または低価格な中国製品を使用しているメキシコのバイヤーを対象に、製品に対するコストパフォーマンスを直接説明した結果、現場で6万5千ドル規模の注文を受注した。

城南所在の小型空気清浄機生産企業である㈱AIRTECは、まだ超微細粉塵(PM2.5)イシューにさほど敏感ではない中南米地域へ、今回は市場調査がてら通商促進団に参加したが、大ヒットを記録した。Bluetoothスピーカー、マーブルやディズニーなどのキャラクターとコラボした空気清浄機に中南米バイヤーが熱狂して、メキシコのAirum社からは現場で約250台分の3万ドル相当の初期注文を受け、コロンビアのOptimus Team SAS社とは、現場で20万ドル相当の取引に合意する業務協約を締結した。

パク・シンファン京畿道経済労働室長は、「メキシコは中南米最大の輸出市場で、ペルーは外国人投資誘致のための投資環境を改善中、コロンビアは韓国とFTAを締結した国で、競争国に比べて価格競争力が確保されたメリットがある」と述べた。また、「今回の輸出相談会を皮切りに、中南米との輸出が拡大されるよう支援を続けていきたい」と語った。